ある日、部屋のネットワークをシェア(ネットワークの契約や管理は私がやっています)している隣人から「インターネットに繋げない。」って言われました。うーん、何も変えてないぞ?
自分のデスクトップマシン(有線)で試すとインターネットに繋げました。プロバイダやVDSL回線は正常のようです。
隣人のPCは無線接続なので無線が原因?と考えて、手持ちの無線機器(VAIOとNintendo DS-i)で試してみました。結果VAIOは正常に通信できましたので、無線に問題はなさそうです。しかしDS-iはインターネットに接続できません。
VAIOとDSの差というと、VAIOは固定IP、DSはDHCPから動的割り当てに設定したくらいしか思い浮かびません。試しにDSに固定IPを振ってみると、DSからインターネットに接続できました。どうやらDHCPサーバがおかしくなっているようです。
しかしCTUのDHCPサーバ設定を見ても異常はないし、ログを見ても攻撃されている様子はないので、CTUが原因とは考えにくいです。他に起動しているのはデスクトップマシンくらいなものですから、デスクトップマシンが原因でしょう。おそらく。
デスクトップマシンを調べるとVirtualBoxが起動している時のみ、DHCPが192.168.56.xという変なアドレスを振ってくることがわかりました。仮想マシン内でLinuxを動かしていたのでそれが原因かと思いきや、仮想マシン内でWindows 2000を動かしても同じ症状が出ます。もしやVirtualBox自体が原因か?
調べるとVirtualBoxは独自のDHCPサーバを持っていることがわかりました(※1)。Host-only Adapterの先にあるネットワーク(つまりホスト - 仮想マシン間ネットワーク)からのアドレス要求に答えて、アドレスを割り当てるためです。
部屋のネットワークとVirtualBoxのホスト - 仮想マシン間ネットワーク
上図のように、CTUのDHCPサーバは192.168.1.1〜254のアドレスを割り当てます。またVirtualBoxのDHCPサーバはホスト - 仮想マシン間ネットワーク上の機器に、192.168.56.101〜254のプライベートアドレスを割り当てるように設定されています。
VirtualBoxのDHCPサーバが振るアドレスと、さきほど判明した変なアドレスが一致していますので、DSを困らせるDHCPサーバはVirtualBoxで間違いなさそうです。
(※1)VirtualBoxのDHCPサーバの設定は、
[ファイル] - [環境設定] - [ネットワークタブ] - [Host-only Adapterのリストから適切なものを選択] - [ドライバーマークのボタン] - [DHCPサーバータブ]
にあります。かなりわかりづらいです。
ホスト - 仮想マシン間ネットワーク用のDHCPサーバのはずなのに、部屋のネットワーク上にある機器にアドレスを振っているのはなぜでしょう?実は訳あって(※2)部屋のネットワークとホスト - 仮想マシン間ネットワークをブリッジしていたのです。
部屋のネットワークとVirtualBoxのホスト - 仮想マシン間ネットワーク、ブリッジ後
上図のように、部屋のネットワークと、ホスト - 仮想マシン間ネットワークをブリッジすると、VirtualBoxのDHCPサーバに部屋のネットワークからのアドレス要求が届いてしまいます。さらにVirtualBoxのDHCPサーバはCTUのDHCPサーバより早く応答していたため、部屋のネットワークからのアドレス要求に対してVirtualBoxのDHCPサーバの応答が優先されてしまうのです。
その結果、DSはVirtualBoxのDHCPサーバが割り振るアドレスを受け取り、ホスト - 仮想マシン間ネットワーク(青線)へ参加してしまいます。これは当然CTUのDHCPサーバが割り振るのアドレスとは異なりますので、DSは部屋のネットワーク(赤線)上のCTUと通信できず、インターネットへアクセスできないのです。
今回の教訓は、ネットワークをブリッジするときは、ブリッジする2つのネットワークに被害が出ないことを確認してからやりましょう、かな。
(※2)この時はBridge Adapterが何故か使えなかった(2009年4月29日の日記参照)ため、Host-only Adapterを一つ作って、デスクトップのネットワークインタフェースとWindowsのブリッジ機能でブリッジしていました。
幸いなことに今回のケースではVirtualBoxのDHCPサーバの応答速度が、CTUのそれに対して圧勝していたため、問題の発覚が早かったです。これがもし場合によってVirtualBoxのDHCPサーバが勝ったり負けたり、という状況だったら、さらに解析が困難でした。不幸中の幸い、でしょうか。
大下さんちでシュークリームを作って食べました。
今回はカスタードクリームが若干粉っぽかったけど、シュー皮がうまくいってました。おいしかったです。
シュークリームというと難しそうなイメージがあったのですが、作り始めてからできあがるまで、2時間かからなかったです。材料もクッキーと大差ない(レシピによっては特殊な材料が入っているかも)ので、揃えるのも簡単です。
昼から作って3時のおやつに間に合う、お手軽おやつです。みなさんもいかが?
下記の参考記事にもあるように、Virtual Box 2.1からOpenGLへの対応が始まっています。個人的にはOpenGLよりDirectXに対応して欲しいところですが…それはさておき。
参考記事: OpenGLやIntel Core i7に対応した「Sun xVM VirtualBox」v2.1が公開
OpenGLへの対応といってもOpenGLのフル機能をサポートしているわけではありません。というのもOpenGLは過去何度も仕様が拡張(※)されており、様々なバージョンが存在するうえに、各GPUメーカーが独自拡張を施しているためです。
というわけでVirtualBoxはどの機能に対応しているのか、OpenGL Extensions Viewer を使って調べてみました。
ホストOS(Windows XP)でOpenGL Extensions Viewerを実行した結果
まず、ホストOS(Windows XP)でOpenGL Extensions Viewerを実行した結果です。ホストマシンではNVIDIA GeForce6600を使っています。
結果はOpenGL 2.1までフル対応です。Rendering Testを走らせてみると、きちんと2.1のテストまで完走します。
VirtualBox内のゲストOS(Windows 2000)でOpenGL Extensions Viewerを実行した結果
次に、VirtualBox内のゲストOS(Windows 2000)でOpenGL Extensions Viewerを実行した結果です。
結果はOpenGL 1.5までフル対応です。しかしRendering Testを走らせようとすると、OpenGL Extensions Viewerがエラーを吐いてしまい、テストができません。しかも不思議なことに、OpenGL Extensions Viewerを起動させるとVirtualBoxごと死んでしまう場合があります。よくわからんな…。OSがWindows 2000だからかなあ…?
VirtualBoxの名誉のために書いておくと、巷にあるOpenGLのアプリケーションは正常に実行できます。OpenGL Extensions Viewerが何か変わったことをしているだけかもしれません。
(※)OpenGLの公式サイトによると現時点での最新版はOpenGL 3.1 のようです。
レンタルCD/DVDショップで有名なTSUTAYAがオンラインでのDVDレンタルを始めました。TSUTAYA DISCAS というレンタルサービスです。ネットで注文すると、家に郵便(宅配便もある?)で届けてくれて、返すときも郵便で送るだけのお手軽レンタルサービスです今なら無料で借りられるらしいので、早速、登録しました。
契約条項を斜め読みしてみると、無料なのは「今月だけ」で来月からは勝手に有料コースに変更されるそうです。そういえばユーザー登録の時に、住所や名前の他にクレジットカードの番号まで聞かれたっけ…。あれは来月からの料金徴収のためだったんですね。
さて、TSUTAYA DISCASでDVDを借りるときの基本的な流れは、
予約リストに登録、2枚借りる、見る、2枚返す、2枚借りる、見る、2枚返す…(リストが空になるまで続く)
です。もう少し詳しく書くと、以下のようになります。
ちょっと仕組みが難しい気がします。単に借りるまでの手順が多いだけか、予約リストという概念が難しいだけなのか…どうもしっくりこない。
ポイントは、手元にくるのは2枚だけ、次を見たければ手元の2枚を返さなければならない、の2点です。一度に2枚しか来ないのは借りパク対策でしょうか。予約リストの上位から送ってくる、ことも知っていると便利です。
とりあえず上限の8枚まで予約リストを埋めました。CDなら幾度となく借りたけど、DVDを借りるのは初めてかも…。
Sena氏と金を出し合って、マックの「景気をつかもう」商品券を買いました。20,000円相当の商品券が12,000円で買える、というキャンペーンです。
中身は以下の通り。
額面にして約1.6倍というお得な商品券に見えますが、定価換算なので20,000円相当といってもさほど量がありません。しかもマックって年中クーポンがあって、何かしらのセットが安く買えるので、商品券でむちゃくちゃ得したか?というと正直、微妙です。
他にも、商品券の期限が短い(2009年11月14日まで)のに、コーヒー券30枚なんてどうやって使い切るの?
セットにドリンクM付いてるのに、ドリンクS 2杯券4枚っていつ使うの?
など、疑問が尽きません。全部セットA/B/Cにしてくれればどんなに嬉しかったか。
あと困ったことは、二人で買ったのに奇数枚の商品券がいくつもあって、うまく分けられなかったこと。セットCだけ9枚だったり、シャカシャカチキンが1枚だけ入っていたりね。
買ったときは嬉しいというか、得した気分だったけど、改めて書いてみるとあまり得した気がしないな、うーむ…。
昨日の夜ポストを見たらTSUTAYA DISCASからDVDが届いていたので、ついつい遅くまで見てしまいました。眠いわー。
昨日買ったマックの12,000円商品券ですが、なぜ20,000円「相当」という微妙な表現がされているのでしょう?何となく引っかかる表現なので、調べてみました。
まず調べてびっくりしたのが、マクドナルドは公式サイトに値段を載せていません。理由は同じ商品でも販売地域により値段が違うから、みたいです。どちらかというと載せないではなく、載せられないのですね。
じゃあ具体的にいくら違うか?これも調べてびっくりね。ビッグマックを例に取ると、最高値(東京都、大阪府など)は320円、最安値(島根県、鳥取県など)は290円だとか。その差約1割です(※)。
すると気になるのは「最も得な組み合わせ」と「最も損な組み合わせ」ですよね。計算してみましょう。
まずおさらいとして、クーポンの中身は下記の通り。
最も得な組み合わせは、価格最高の地域である東京都や大阪府で以下の組み合わせで頼むことです。
商品券 | 注文するもの | 単価 | 枚数 | 価格 |
---|---|---|---|---|
セットA | クォーターパウンダー・チーズセット | 680 | 10 | 6800 |
セットB | ダブルチーズバーガーorチキンフィレオセット | 620 | 10 | 6200 |
セットC | チーズバーガーセット | 490 | 10 | 4900 |
デザート | ナゲット | 260 | 3 | 780 |
チキン | シャカシャカチキン | 100 | 1 | 100 |
コーヒー | プレミアムローストコーヒーS | 120 | 30 | 3600 |
ドリンク | ドリンクS x 2 | 200 | 4 | 800 |
合計 | 23180 |
頑張って高い物ばかり選べば、額面として謳われている20,000円を15%程度上回ることも可能です。…とはいっても、普段から同じ商品を高く売りつけられている時点で、既に損している気がしないでもない。
逆に最も損な組み合わせは、価格最低の地域である鳥取県や島根県で以下の組み合わせで頼むことです。
商品券 | 注文するもの | 単価 | 枚数 | 価格 |
---|---|---|---|---|
セットA | ビッグマックorえびフィレオセット | 610 | 10 | 6100 |
セットB | てりやきマックorチキンフィレオセット | 580 | 10 | 5800 |
セットC | ハッピーセット(ハンバーガー) | 420 | 10 | 4200 |
デザート | サンデー | 150 | 3 | 450 |
チキン | シャカシャカチキン | 100 | 1 | 100 |
コーヒー | プレミアムローストコーヒーS | 120 | 30 | 3600 |
ドリンク | ドリンクS x 2 | 200 | 4 | 800 |
合計 | 21050 |
以上のように最安の組み合わせでも額面として謳われている20,000円を上回るようにできています。
正直なところ、調べる前はもっと差があるかなと思っていましたが、さほど差がなくてあまり面白くない結果となりました…。
(※)詳しくはマクドナルドデータベース メニュー・価格一覧をご覧ください。
せっかくDVDという長めの映像コンテンツが手元にあるので、ffmpegで変換してどのくらい小さくできるか実験してみました。
DVDの映像は解像度が720x480で圧縮方式はMPEG2です。ビットレートは8Mbps前後です。
さてffmpegは多数のエンコーダを持っていますが、今回使うのはlibx264です。x264はフリーのMPEG4 AVC(H.264)のエンコーダで、ffmpegでエンコードできる形式の中で最も画質対ビットレートのパフォーマンスが良いと予想されます。
余談ですがx264はエンコードの速度が売りらしいです。でも、うちのデスクトップだと20fpsしか出ません。買った当初はかなり速い部類に入っていたマシンなのに、時代の流れとは悲しいもんです。
下記のコマンドでビットレートを指定した変換をかけました。
ffmpeg.exe -i video.m2v -an -vcodec libx264 -b 4000000 c:\4mbps.ts
MPEG2-TS形式にしているのは単なる趣味です。フリーのコンテナが良いならMatroskaやOggを、Windows向けならAVIやASFにするのが普通ですね、たぶん。
ま、コンテナの話はさておき、まずはビットレート1Mbpsで圧縮しました。確認してみると、一見良さそうですがシーンチェンジやキラキラした場面で画が激しく崩壊しました。1Mbpsはかなり厳しいようです。
とはいえ、WMV2やMPEG-2で1Mbpsなんて全くもって見られたもんではないので、x264の頑張りは素晴らしいです。
次に4Mbpsで圧縮してみると、画は綺麗でサイズも半分になります。それでも十分に素敵だと思いますが、x264ならもっといけるはずだ…!
というわけで、ビットレート2Mbps〜3Mbpsが安心ラインかと思います。それでも画が崩壊するかも?という恐怖は拭いきれませんが、サイズが減る方が優先です。より良い画質を求めるのであれば、2-passエンコーディングをやってみると良いかも。
昨日に引き続き、DVD素材をいじろうと思います。今日は音声です。
DVDの音声ですが、圧縮方式はDolby AC3またはDolby DTS、サンプリング周波数は48kHz、ビットレートは160kbps程度(2.0chいわゆるステレオの場合)です。
これを他の形式に変換してさらに圧縮することはできますが、元々が2.0chで160kbpsくらい、5.1chでも640kbpsくらいですので、圧縮する意味があまりないです。
というわけで音声はそのまま使うことにして、次のステップに行きます。
昨日は私の趣味で映像をTS形式にしました。ここに音声をマルチプレクス(多重化)して、音声付きの映像を作ります。
ffmpeg.exe -i c:\4mbps.ts -i audio.ac3 -acodec copy -vcodec copy c:\video_audio.ts
私の理解が足りないのかffmpegでは映像1ストリーム+音声1ストリームしか多重化できませんでした。もし音声を2ストリーム以上多重化したい場合は、別のツールを使った方が良いと思います。
今回使ったのはtsMuxeRです。映像、音声1、音声2をInput filesと書いてあるリストボックスに放り込みます。
Tracksから映像、音声1、音声2の設定をします。映像の方の設定はデフォルトで大丈夫なはずですが、音声は設定が必要です。特に音声のディレイを正確に指定しないと、未来の音が聞こえたり、音が遅れて腹話術みたいになります。
ちなみに昨日紹介した方法で作成したMPEG4 AVCの映像ストリームは、映像の設定をデフォルトのまま多重化すると再生時の画がおかしくなることがあります。
もし映像ストリームのみを再生すると正常なのに、多重化したストリームを再生すると画が崩壊している場合は、「Add picture timing info」と「Continually insert SPS/PPS」のチェックを外して多重化してみてください。
第一弾のDVDをTSUTAYAに送り返したら、即スチュアート・リトル2とファンタスティック・フォーが送られてきました。やたら早い。
スチュアート・リトル2は子供向けってほどではないにせよ、アラサーのおっさんが見るもんではないです。見ているこっちが恥ずかしくなるというか…そんな映画。この手の映画を見ていると背中が痒くなるよ。
ファンタスティック・フォーはもっと切った張ったの世界かと思っていたのですが、恋愛話がかなりの部分を占めていました。決して映画自体は悪くないです。以前見たX-MENのような展開を(私が勝手に)想像していたせいで、アクションがちょっと物足りなかったな。
そんでもって予約リストの順番を忘れてしまったので、次に何が来るかわからない。確認するのも野暮だ、来てのお楽しみということにしましょう。
いつものようにPCを起動して、メールを見ようと思ってThunderbirdを起動したら、メールの振り分けフィルタが「〜〜がない」とエラーを出して怒っています。
何事かと思って確認すると、メインのプロバイダ(WAKWAK)のメールボックスが綺麗さっぱり消えていました。んん?んんんん??
メールボックスには今まで受け取ったメールが全て入っていたのですが、全て跡形もなく消し飛びました。気のせいかな?メーラーの画面が広く感じるよ、アハーハ〜。
Thunderbirdよ、俺に一体何の恨みが…ほんと勘弁してください…。
フルセットとまでは行きませんが、メジャーどころのコーデックライブラリを追加したffmpegのビルドの手順です。
具体的には追加ライブラリは以下の通り。
ビルド作業は以下の通りです。事前準備としてaptitudeでyasmとnasmを追加していますが、環境によってさらに追加すべきパッケージが出てくると思います。
どちらかというとビルド作業よりライブラリを揃える作業が面倒でしたので、ライブラリ置き場のURLも併記(※)してあります。ご活用ください。
$ aptitude install yasm nasm $ git clone git://git.videolan.org/x264.git $ cd x264 $ ./configure --prefix=/home/username/usr/ \ --enable-shared \ --enable-pic \ --enable-pthread \ --enable-mp4-output $ make $ make install $ wget http://downloads.xvid.org/downloads/xvidcore-1.2.1.tar.gz $ tar xzvf xvidcore-1.2.1.tar.gz $ cd xvidcore/build/generic/ $ ./configure --prefix=/home/username/usr/ \ --enable-shared $ make $ make install $ wget http://downloads.xiph.org/releases/ogg/libogg-1.1.3.tar.gz $ tar xzvf libogg-1.1.3.tar.gz $ cd libogg-1.1.3 $ ./configure --prefix=/home/username/usr/ \ --enable-shared $ make $ make install $ wget http://downloads.xiph.org/releases/vorbis/libvorbis-1.2.0.tar.gz $ tar xzvf libvorbis-1.2.0.tar.gz $ cd libvorbis-1.2.0 $ ./configure --prefix=/home/username/usr/ \ --enable-shared \ --with-ogg=/home/username/usr \ --with-vorbis=/home/username/usr $ make $ make install $ wget http://downloads.xiph.org/releases/theora/libtheora-1.0.tar.bz2 $ tar xjvf libtheora-1.0.tar.bz2 $ cd libtheora-1.0 $ ./configure --prefix=/home/username/usr/ \ --enable-shared $ make $ make install $ wget http://ftp.penguin.cz/pub/users/utx/amr/amrnb-7.0.0.2.tar.bz2 $ tar xjvf amrnb-7.0.0.2.tar.bz2 $ cd amrnb-7.0.0.2 $ ./configure --prefix=/home/username/usr/ $ make install $ wget http://ftp.penguin.cz/pub/users/utx/amr/amrwb-7.0.0.3.tar.bz2 $ tar xjvf amrwb-7.0.0.3.tar.bz2 $ cd amrwb-7.0.0.3 $ ./configure --prefix=/home/username/usr/ $ make install $ wget http://nchc.dl.sourceforge.net/sourceforge/lame/lame-398-2.tar.gz $ tar xzvf lame-398-2.tar.gz $ cd lame-398-2 $ ./configure --prefix=/home/username/usr/ $ make install $ wget http://nchc.dl.sourceforge.net/sourceforge/faac/faac-1.28.tar.gz $ tar xzvf faac-1.28.tar.gz $ cd faac-1.28 $ ./bootstrap $ ./configure --prefix=/home/username/usr/ \ --enable-shared $ make install $ wget http://nchc.dl.sourceforge.net/sourceforge/faac/faad2-2.7.tar.gz $ tar xzvf faad2-2.7.tar.gz $ cd faad2-2.7 $ ./configure --prefix=/home/username/usr/ \ --enable-shared $ make install $ cd ffmpeg $ ./configure --prefix=/home/katsuhiro/usr/ \ --enable-nonfree --enable-gpl \ --enable-pthreads --enable-shared \ --extra-cflags="-I/home/username/usr/include" \ --extra-libs="-L/home/username/usr/lib" \ --enable-libx264 --enable-libxvid \ --enable-libamr-nb --enable-libamr-wb \ --enable-libtheora --enable-libvorbis \ --enable-libmp3lame \ --enable-libfaac --enable-libfaad $ ffmpeg FFmpeg version git-74371d6, Copyright (c) 2000-2009 Fabrice Bellard, et al. configuration: --prefix=/home/username/usr/ --enable-nonfree --enable-gpl --enable-pthreads --enable-shared --extra-cflags=-I/home/username/usr/include --extra-libs=-L/home/username/usr/lib --enable-libx264 --enable-libxvid --enable-libamr-nb --enable-libamr-wb --enable-libtheora --enable-libvorbis --enable-libmp3lame --enable-libfaac --enable-libfaad libavutil 50. 3. 0 / 50. 3. 0 libavcodec 52.29. 0 / 52.29. 0 libavformat 52.33. 0 / 52.33. 0 libavdevice 52. 2. 0 / 52. 2. 0 libswscale 0. 7. 1 / 0. 7. 1 built on May 22 2009 21:38:40, gcc: 4.3.2 At least one output file must be specified
(※)ライブラリのURLはそのうち移動されるかもしれません。あくまでも現時点での情報ということでよろしくお願いいたします。
部屋のファイルサーバはIntel D945GCLF2というマザーボードです。ここにDebian GNU/Linux 5.0(Lenny) を入れ、カーネルだけLinux 2.6.28に入れ替えて使っています。
しかしこのボード、買った当初からどうにもネットワークが不安定で、通信中に突然リンクダウンしたり、NETDEV WATCHDOG: transmit timed outというOopsが出てNICごと撃沈します。
あまりに調子が悪くていい加減イライラしてきたので、解決に向けて調べることにしました。
調べてみるとD945GCLF2のNICはRealtek RTL8168BというPCI Express接続(※)のギガビットイーサネットインタフェースです。
それに対して今使っているドライバは、Realtek RTL816「9」SというPCI接続のギガビットイーサネットのドライバです。つまり不調の原因はドライバが間違っていたせいだったのです。しかし間違ったドライバなのに中途半端に動いてしまうのでタチが悪いです。
なんで動いちゃうの?という疑問はさておき、正しいドライバ(RTL8111/8168シリーズ用のドライバ)はRealtekのサイトのこの辺からダウンロードできます。
トップページからの行き方は [上のメニューDownloads] - [左のメニューCommunications Network ICs] - [Network Interface Controllers] - [10/100/1000M Gigabit Ethernet] - [PCI Express] - [Software] - [LINUX driver for kernel 2.6.x and 2.4.x (Support x86 and x64) 8.012.00] です。長い。
ビルドの仕方やインストールの仕方はアーカイブを展開したときにできるreadmeファイルに詳しく書いてあります。下記に一例を示します。
# rmmod r8169 # cd /usr/src # tar xjvf r8168-8.012.00.tar.bz2 # make clean make -C src/ clean make[1]: Entering directory `/usr/src/r8168-8.012.00/src' rm -rf *.o *.ko *~ core* .dep* .*.d .*.cmd *.mod.c *.a *.s .*.flags .tmp_versions Module.symvers Modules.symvers Module.markers *.order make[1]: Leaving directory `/usr/src/r8168-8.012.00/src' # make modules make -C src/ modules make[1]: Entering directory `/usr/src/r8168-8.012.00/src' make -C /lib/modules/2.6.28-r8168/build SUBDIRS=/usr/src/r8168-8.012.00/src modules make[2]: Entering directory `/usr/src/linux-2.6.28-r8168' CC [M] /usr/src/r8168-8.012.00/src/r8168_n.o /usr/src/r8168-8.012.00/src/r8168_n.c:5076: warning: 'rtl8168_reinit_task' defined but not used CC [M] /usr/src/r8168-8.012.00/src/r8168_asf.o LD [M] /usr/src/r8168-8.012.00/src/r8168.o Building modules, stage 2. MODPOST 1 modules CC /usr/src/r8168-8.012.00/src/r8168.mod.o LD [M] /usr/src/r8168-8.012.00/src/r8168.ko make[2]: Leaving directory `/usr/src/linux-2.6.28-r8168' strip --strip-debug r8168.ko make[1]: Leaving directory `/usr/src/r8168-8.012.00/src' # make install make -C src/ install make[1]: Entering directory `/usr/src/r8168-8.012.00/src' install -m 744 -c r8168.ko /lib/modules/2.6.28-r8168/kernel/drivers/net/ make[1]: Leaving directory `/usr/src/r8168-8.012.00/src' # depmod -a # modprobe r8168
手順はRTL8169用のドライバを削除してから、RTL8111/8168用のドライバをインストールしているだけです。
(※)個人的にはギガビットイーサをPCI接続にして、PCI Expressを拡張スロットに出して欲しかったなあ…と思う。
逆転裁判シリーズ(カプコン)の最新作、逆転検事を買いました。1章しかクリアしていませんが、記録を残しておきます。
「」はロジックが追加される、と言う意味
()は証拠が追加される(捜査手帳に記録される)と言う意味
<>は選択肢を選ぶ、または追加される、と言う意味
第一話 逆転の来訪者
--------------------
初期:
「犯行現場は執務室」
「執務室のカギ」
ロジック:
・「犯行現場は執務室」と「執務室のカギ」
→「犯人の目的は?」
フィールド:
・落ちている拳銃を調べる
→「拳銃」
・死体を調べる
→調査画面: 死体へ
調査画面: 死体
・左下の手帳を調べる
→「被害者は刑事」
ロジック:
・「拳銃」と「被害者は刑事」
→(被害者の拳銃)
→調査画面: 拳銃へ
調査画面: 拳銃
・拳銃の弾倉を調べる
→一発しか撃たれていない
・死体を調べる
→(死体の所見メモ)
・散らばった本
→「争った形跡」
フィールド:
・左の壁の落ちた額縁を調べる
→(隠し金庫)
→調査画面: 額縁へ
→その後、調査画面: 隠し金庫へ
調査画面: 額縁
・額縁の弾痕、に(被害者の拳銃)をつきつける
→「もうひとつの拳銃」
調査画面: 隠し金庫
・入力キーを調べる
→「ふきとられた指紋」
→(隠し金庫part 2)指紋の下りが加わる
ロジック:
・「犯人の目的は?」と「ふきとられた指紋」
→「ドロボウが目的?」
・「ドロボウが目的?」と「争った形跡」
→調査画面: 本棚へ
調査画面: 本棚
・一番下の段の弾痕、に(死体の所見メモ)をつきつける
→<ファイルの位置>が間違っている、を選ぶ
→「あらされた本棚」
→調査画面: 犯行時の本棚
調査画面: 犯行時の本棚
・右の一番下、血文字のあるファイルを調べる
→(盗まれたファイル)
→捜査終了
追求: 優木検事の推理
・証言を聞き終わる
・一通りゆさぶる
・だから血文字に気がつけなかったんだ…に(盗まれたファイル)をつきつける
→追求: マコを疑う理由へ
追求: マコを疑う理由
・証言を聞き終わる
→(マスターキー)
・一通りゆさぶる
→スズキさんの話を聞くか?に<詳しく聞く>を選ぶ
・本棚を荒らし、金庫を…ドロボウが目的だったんだろうね…に(隠し金庫)をつきつける
→セーブポイントへ
→その後、フィールド: 廊下へ
----- セーブポイント -----
フィールド: 廊下
・ソファを調べる
→調査画面: ソファへ
・スズキに話しかける
→調査画面: 須々木 マコへ
・1203号室を調べる
→調査画面: 1203号室、上へ
・1202号室を調べる
→調査画面: 1202号室へ
調査画面: ソファ
・ソファの下のファイルを調べる
→10年前の法廷記録だけが無くなっている
→(盗まれた0号ファイル)
調査画面: 須々木 マコ
・一通り話を聞く
・(マスターキー)をつきつける
→「盗まれていたマスターキー」
→<マスターキーを使った用事>
・<マスターキーを使った用事>の話を聞く
→<優木検事の忘れもの>
・<優木検事の忘れもの>の話を聞く
→「マスターキーを使った」
ロジック:
・「マスターキーを使った」と「盗まれていたマスターキー」
→(優木検事の部屋)
調査画面: 1203号室、上
・ドアノブというかカギの部分に(優木検事の部屋)をつきつける
→<ドアノブの指紋>
→どの人物の指紋がなければおかしいか?に(須々木 マコ)をつきつける
→(優木検事の部屋part 2)
→調査画面: 1203号室、下へ
調査画面: 1203号室、下
・バスケットゴールを調べる
→(バスケットゴール)
・ドアの下の紙切れを調べる
→(被害者の残したメモ)
調査画面: 1202号室
・ドアノブを調べる
→指紋は拭き取られている
→捜査終了、追求: 優木検事の反証へ
追求: 優木検事の反証
・証言を聞き終わる
・一通りゆさぶる
・そもそも…部屋のカギを開けたっていうのさ?をゆさぶる
→異議を唱える、を選ぶ
→どうやって開けたか?(マスターキー)をつきつける
→誰に開けさせたか?(須々木 マコ)をつきつける
→どうやって間違わせた?(バスケットゴール)をつきつける
→追求: 仮説への反証へ
追求: 仮説への反証
・証言を聞き終わる
・一通りゆさぶる
・それからずっと執務室にいたんだ…に(被害者の残したメモ)をつきつける
→彼女にカギを開けさせた証拠は?(優木検事の部屋)をつきつける
→追求: 優木検事のアリバイへ
追求: 優木検事のアリバイ
・証言を聞き終わる
・一通りゆさぶる
→「優木検事のアリバイ」
ロジック:
・「優木検事のアリバイ」と「もうひとつの拳銃」
→「もう1人の来訪者」
・「あらされた本棚」と「もう1人の来訪者」
→追求: 優木検事のアリバイ2へ
追求: 優木検事のアリバイ2
・証言を聞き終わる
・一通りゆさぶる
・昨日起きた事件の証拠品でね、拳銃とペンダントの2つさ…に(被害者の残したメモ)をつきつける
→調査画面: ビデオテープへ
調査画面: ビデオテープ
・裏返して血痕を調べる
→この証拠品のナゾが解けていない、に(盗まれた0号ファイル)をつきつける
----- 終わり -----