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2022年 1月 17日

SPI ディスプレイを動かしてみる

昨年、秋月で買って放置していた、怪しい中華製の SPI 接続ディスプレイ(MSP2807)がやっと動きました。制御用のホストとして SiFive HiFive1 を使いました。OS は Zephyr という RTOS を使っています。

HiFive1 では Linux が動かないのも理由の一つではありますが、SPI の制御だけなら Zephyr がちょうど良い規模感でしょう。大掛かりなアプリを動かしたければ、別のハード(HiFive1 は RAM がたった 16KB しかない!)と Linux を持ってきた方が良いでしょう。


SiFive HiFive1(黒い方)と SPI 接続ディスプレイ MSP2807(赤い方)

写真のとおり、画面が点灯して書き換えもできた(青と緑の縞模様を描いている)ので、リセット、コマンドとデータは送れているようです。ホスト → ディスプレイの接続は合っていると思われます。

しかし、ディスプレイ側から何か読み出そうとすると ALL 0 になり何も読めません。ホスト ← ディスプレイの接続をどこかで間違えているのかな……??未だに理由がわからず直せないままです。

このディスプレイは ILITEK ILI9341 という液晶のドライバー IC を使っています。ホストとの接続は何パターンか存在するのですが、

  • ドライバー IC とボードの端子の接続
  • ドライバー IC の設定ピン

が全く書いていないため、どのモードで動いているのか良くわかりません。イケてねえなあ。おそらく 4-wire モード(SPI + コマンドかデータか示す GPIO 1つ)だと思われますが、確かめようがないです……。

メモ: 技術系の話は Facebook から転記しておくことにした。加筆。

編集者: すずき(更新: 2022年 1月 19日 23:25)

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2022年 1月 16日

圧力鍋の圧力設定の意味

我が家の圧力鍋は圧力切り替え式でゲージ圧(大気圧 = 0kPa とする記法)で「低圧 60kPa」「高圧 100kPa」となっています。なぜこの数字なんでしょう?

正直に言って設定の意味を理解していなかったんですが、昨日の日記で飽和水蒸気圧曲線(添付の写真、Wagner の式から導出)を見ていて、設定の意味に気付きました。


飽和水蒸気圧曲線(Wagner の式を使用)

グラフの圧力軸はゲージ圧ではなく、絶対圧です。沸点は大気圧を 1kPa として、ゲージ圧+1kPa で概算しました。

  • 通常: 100kPa → 沸点約 100℃
  • 低圧: 160kPa → 沸点約 110℃(実際は 113℃くらいか)
  • 高圧: 200kPa → 沸点約 120℃

これはもう見たままですね。10℃刻みです。とてもわかりやすいですね。ゲージ圧 150〜160kPa(絶対圧 250〜260kPa)の鍋もありますが、さらに上の約 130℃設定(実際は 127℃くらいか)を意味します。

調理器具ですから、温度は切り良く、覚えやすく、メーカーが作りやすい設定値を選んでいるはずです。当然と言えましょう。

全く理解していませんでした

こんなにわかりやすく考慮してくれているにも関わらず、当のユーザーたる俺ときたら……。全く設定の意味を理解せずに「常に高圧の一択」ですからね。メーカーの設計者は泣いてしまいますね。

メモ: 技術系の話は Facebook から転記しておくことにした。一部加筆。

編集者: すずき(更新: 2022年 1月 17日 02:03)

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  • hdk 
    圧力鍋で米を炊く時は、100kPaで炊くと米が変色するのと、加圧に時間がかかるので、60kPaにしています。毎日のことなので常に低圧一択みたいなものです :)
    以前使っていた、カワチで2079円で買った圧力鍋は、単純なおもり式で80kPa固定で、気になるほどの米の変色はなかったように思います。 
    (2022年01月17日 23:59:52)
  • すずき 
    なるほど、低圧はお米を炊くときに便利なんですね。
    圧力鍋、とりあえず使ってはいるけど、全力を出せていない気がします。

    カワチといえば、大学時代に買った皿、鍋が15年以上(つくば、大阪、東京)使えていて、値段に対する耐久力の高さに驚いています……。 
    (2022年01月18日 14:29:58)
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2022年 1月 15日

ハチミツ入りの飴とボツリヌス菌

ハチミツ入りの飴を食べていたら、パッケージに
「はちみつを使用していますので1歳未満の乳児には食べさせないでください。」
と警告があることに気づきました。ハチミツを乳児に与えてはいけないのは、比較的有名な話ハチミツによる乳児のボツリヌス症 - 消費者庁)だと思います。飴の形に加工されていてもやはりダメなのでしょうか?

乳児ボツリヌス症の原因はハチミツに含まれるボツリヌス菌の芽胞です。ボツリヌス菌「食品衛生の窓」 - 東京都福祉保健局によると、ボツリヌス菌の芽胞は熱に強く、殺菌には 120℃ 4分間の加熱処理が必要です。

ハチミツ入りの飴の話に戻ると、

  • ボツリヌス菌の芽胞は土壌に広く分布している(ハチミツにも入る可能性はある)
  • 市販のハチミツは 120℃ 4分間の加熱処理をしない
  • 飴も 120℃ 4分間の加熱処理をしない

なるほど、殺菌するタイミングがなさそうです……。

一般のご家庭でボツリヌス菌を倒せるか?

通常の鍋では、水の沸点(100℃)を超える加熱処理は不可能ですが、圧力鍋を使った場合はどうでしょう?我が家の圧力鍋、パール金属 H-3551(メーカーサイトへのリンク)をみると、高圧側 100kPa、低圧側 60kPa とあります。


飽和水蒸気圧曲線(Wagner の式を使用)

120℃ の飽和水蒸気圧は 198.7kPa のため、大気圧+100kPa = 約 200kPa とすると、沸点は 120℃まで達します。したがって圧力鍋のロックピンが上がり、圧力が規定値に達したときから、4分間以上加熱することで「一般のご家庭でもボツリヌス菌の芽胞は倒せる」と思われます。やるじゃないか、圧力鍋さん。

とはいえ圧力が必ず 200kPa まで達する保証はありませんし、そもそも圧力鍋は殺菌装置ではないので、過信は禁物です。加熱後はちゃんと冷蔵して早めに食べましょう。

飴は……?

圧力鍋が凄いことはわかりましたけど、飴を圧力鍋で煮込むわけにはいきませんから、やっぱりハチミツ入りの飴を乳児にあげてはいけません。

編集者: すずき(更新: 2022年 1月 17日 01:06)

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