コグノスケ


2025年8月8日

マンガ紹介

目次: マンガ紹介

久しぶりにお気に入りのマンガ紹介シリーズ。既刊が10巻以上あって今後も楽しみな作品をいくつかご紹介です。

月刊少女野崎くん(16巻)
主人公は男子高校生の野崎君、実は少女漫画家の顔を持っています。野崎君と友人たちが繰り広げる(ときに仕事関連の大人たちも混ざって)ギャグマンガです。野崎君は大抵、次の漫画の連載はどうしよう?と考えていて、他人の恋愛事を作品に取り入れてやろうと興味津々なちょっと変わった人です。友人たちも若干(主に恋愛観が)ズレた人たちで「いや、そうはならんだろ??」みたいな展開と結末が面白いです。と説明しても伝わらん気がする……ギャグマンガの説明は難しいねえ。
シャングリラフロンティア〜クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす〜(18巻)
通称シャンフロ。フルダイブ型VRゲーム内での主人公の活躍を描く作品です。主人公はクソゲーのやりこみが好きで、プロゲーマーを倒すほどゲームの達人です。文字にするとご都合主義に見えますが、全く気にならないほどゲーム世界の描写、クエスト攻略、戦闘シーンの展開が説明臭くなく、テンポが良くて爽快です。10巻以上読んでもシャンフロがどういうゲームか全然わかんないのに、読後の爽快感が良すぎて読んでて癖になります。
オンリーセンス・オンライン(19巻)
シャンフロと毛色が違いますが、こちらもフルダイブ型VRゲーム内での主人公の活躍を描く作品です。なぜか主人公(男性)が女性キャラに誤認されてゲームが始まってしまいます。主人公が生産系のキャラクターでガチンコ戦闘は少なめですが、非常識なアイデアとアイテム生成を成功させてゲーム世界では成功しているといえるでしょう。ガツガツ勝負する話より、和やか系の話が多いですから、緩いやりとりが好きならばオススメです。

今後が楽しみ系

始まったばかりですが面白そうなので期待している作品も紹介します。転生物の流行りはどんどん変わっていて、俺強ぇ系→悪役令嬢系→最近は継母系(悪役令嬢系の変形?)作品が流行ってるみたいです。チラホラ見かけます。その中で面白そうな作品を紹介します。

継母の心得(2巻、2024年〜)
主人公は公爵領に嫁いできた継母に転生した女性です。元々の運命では公爵は公子(公爵の息子)に興味がなく、公子は継母にいびられ心を閉ざし、継母は物語のラスボスとして息子の前に立ちはだかり、討伐される運命です。が、転生後は息子が可愛すぎて全力で可愛がりまくった結果、いろいろ好転していく(たぶん、これから描かれるはず)逆転ストーリーになっています。
継母だけど娘が可愛すぎる(4巻、2024年〜)
主人公は(ほぼ)白雪姫の世界の継母に転生した女性です。が、子供好きなので継子のブランシュ姫をいびらずに可愛がっていった結果、いろいろ好転していく逆転ストーリーになっています。人物の絵は上手ですけど、動きに乏しいのと、背景が昔の低予算CGみたいで浮いてる?やや独特な絵ですね。絵は好みが分かれるかも?

2つともストーリーの説明が同じでは?!って自分でも思いますが、基本的に転生物の序盤ストーリーって骨子が同じなんですよね。これはたぶんわざとやっていて、導入ストーリーに奇抜性を持たせずに読者を引き込み、後半のストーリーを作品によって変えて見せ場を作る構成なんでしょう。たぶん、きっと。

ストーリーの骨子がほぼ同じであっても作品ごとの個性があるので、私が「これは面白そう」気配を感じた作品を紹介しています。まあ、自分の勘なので大外ししていたらゴメンだけども……。

編集者:すずき(2025/08/31 16:15)

コメント一覧

  • コメントはありません。
open/close この記事にコメントする



2025年8月11日

帰省始まり、北海道へ

北海道に帰省しました。今年は北海道も30℃超え連発で割と暑い年とはいえ、東京と決定的に違う点は湿度です。

北海道の方が圧倒的に湿度が低く、湿度が違うとここまで過ごしやすいのかと思い知りました。東京を含め本州の暑さは異常です、この暑さがいつまで続くのやら……。

編集者:すずき(2025/08/17 06:20)

コメント一覧

  • コメントはありません。
open/close この記事にコメントする



2025年8月15日

帰省終わり、東京へ

帰ってきました。東京に降り立った瞬間に暑くてイヤになりました……。

朝10時の便で帰ってきたら到着が昼の暑い時間帯に重なってめちゃ暑くて、若干後悔しました。しかし夜遅い便は電車と接続が怪しくて辛いし、昼〜夕方は運賃が高いです。お盆の飛行機に救いはありません。

編集者:すずき(2025/08/17 06:26)

コメント一覧

  • コメントはありません。
open/close この記事にコメントする



2025年8月17日

Debian 13 Trixieにアップデート

目次: 自宅サーバー

先日8/9にDebian 13がリリースされました。コードネームでいえばBookwormからTrixieです。帰省先の北海道から自宅サーバーのアップデートを行うと文鎮化したとき詰むので、東京に帰ってきてからアップデートしました。

リリースノートを読みつつapt-get full-upgradeするだけで終わりで、大きなトラブルはありませんでした。小さなトラブルとしてはphp8.2からphp8.4になった影響かApache2の設定が吹っ飛んでphp(つまりこの日記サイトのプログラム)が動かなくなりました。そういえば以前php5からphp8.2にアップデートしたときも設定が吹っ飛んで動かなくなった(2023年7月12日の日記参照)のですけど、php周りはアップデートすると何かが消えて動かなくなる仕様なんでしょうか……。

編集者:すずき(2025/08/21 01:40)

コメント一覧

  • コメントはありません。
open/close この記事にコメントする



2025年8月20日

パスポートのオンライン申請

海外出張の予定が発生してパスポートが必要になりました。以前発行した10年パスポートの発行日を見ると2011年8月、とうの昔に失効していました。スタンプを見る限りたった2回しか使っていません。そこそこ高いのに悲しい。

嬉しいことに今はクソ混んでいるパスポートセンターに行かなくとも申請できるらしく、マイナンバーカード、顔写真、自書署名の写真を用意するだけで申請できるようです。マイナンバーカードを活かしてオンライン申請しました。デジタル庁ありがとう、とても便利です。

しかしパスポートの受け取りをする際はパスポートセンターに出向かなければなりません。東京都のパスポートセンターは新宿、池袋、立川、有楽町の4つで、どれも行くのが嫌な場所ばかりです。不便だね。

編集者:すずき(2025/08/21 01:38)

コメント一覧

  • コメントはありません。
open/close この記事にコメントする



2025年8月25日

LinuxでPTPを使う方法

目次: Linux

NTPより精密な時刻同期の方法PTP(Precision Time Protocol)のメモです。NTPはミリ秒くらいの精度で、PTPはマイクロ秒くらいの精度が出るそうです。LinuxでPTPを使うときはptpdとlinuxptp(ptp4l)の2つ方法があるみたいですが、linuxptpの使い方をメモしておきます。

Linux PTPのインストールと実行
$ sudo apt-get install linuxptp

#### マスター側
$ sudo ptp4l -i enp4s0 -m -l 7 -S -E -2

#### スレーブ側
$ sudo ptp4l -i enp4s0 -m -l 7 -S -E -2 -s

各オプションの意味をメモしておきます。

-i
ネットワークインタフェースを指定します。インターフェース名はip aコマンドなどで確認してください。
-s
PTPはマスターとスレーブに役割が分かれていて、自動的に適切なマスターを探す機能があります。-sオプションを指定すると強制的にスレーブにすることができます。
-S
PTPはPTP対応のネットワークインタフェースがないとあまり意味がない(時刻同期の精度が低い)のですが、-Sオプションを使ってソフトウェア動作にするとどの環境でもPTPを試すことができます。PTP対応ハードウェアを持っている場合は-Hオプションを指定してください。
-E
Ethernetで通信します。UDP IPv4(-4オプション)やUDP IPv6(-6オプション)もあります。
-m
標準出力にメッセージを表示します。指定しないと何もメッセージが出ません。
-l 7
ログレベルを指定します。7だとあらゆるメッセージが出ますが、デバッグ時以外はうるさいだけなので、5が静かで良いと思います。

他にもオプションがありますので、詳細はヘルプを見てください。

ハードウェアの機能を確認する方法

ネットワークインタフェースがPTP対応かどうかはethtoolコマンドで確認できます。

ethtoolの出力例
$ sudo apt-get install ethtool
$ sudo ethtool -T enp4s0

#### PTPに対応していない場合

Time stamping parameters for enp4s0:
Capabilities:
        software-transmit
        software-receive
        software-system-clock
PTP Hardware Clock: none
Hardware Transmit Timestamp Modes: none
Hardware Receive Filter Modes: none

#### PTPに対応している場合

Time stamping parameters for enp4s0:
Capabilities:
        hardware-transmit
        software-transmit
        hardware-receive
        software-receive
        software-system-clock
        hardware-raw-clock
PTP Hardware Clock: 0
Hardware Transmit Timestamp Modes:
        off
        on
Hardware Receive Filter Modes:
        none
        all

PTP未対応のネットワークインタフェースの場合はsoftware-なんちゃらしか表示されませんが、PTP対応している場合はhardware-なんちゃらが表示されるはずです。

編集者:すずき(2025/08/31 12:58)

コメント一覧

  • コメントはありません。
open/close この記事にコメントする



2025年8月30日

日本のガソリンスタンド

目次:

ガソリンスタンドは統廃合が進んで、ENEOS、コスモ、出光(apollostation)しか見かけなくなりました。かつて存在していたエッソやシェルやゼネラルはどこ行った?と軽い気持ちで調べ始めました。思ったより合併関係が複雑だったので、変遷がわかりやすいように図に起こし始めましたが、これが運の尽きでした。

当初はまあ言うて10社くらいか〜?と気楽に考えていましたが、そんな訳がなかった。石油業界をなめてましたごめんなさい。予想の10倍くらい登場企業が多く、図を描くのが大変辛かったです。


ENEOS、コスモ石油、出光興産の歴史

この図が全てではないし、現存の石油元売り3社と関わりのない企業、日本で商売してた海外系の石油企業、石油元売り以外の企業などは全く図に書いてません。1つの図で全てを書くのは無理ですね。石油業界は規模もデカいし、関連企業も多くて桁違いです……。

素敵な資料

会社の歴史って、現存各社の歴史とか歩みを遡るとか、今は石油系じゃない企業の歴史を調べるとか、総当たり的な方法が必要で結構キツいんですけど、今回に関してはENEOSの石油産業年表が超参考になりました石油産業年表 - ENEOS)。素晴らしいです。こういう価値ある歴史資料はずっと残しておいてほしいですね。

編集者:すずき(2025/08/30 17:58)

コメント一覧

  • コメントはありません。
open/close この記事にコメントする



こんてんつ

open/close wiki
open/close Linux JM
open/close Java API

過去の日記

open/close 2002年
open/close 2003年
open/close 2004年
open/close 2005年
open/close 2006年
open/close 2007年
open/close 2008年
open/close 2009年
open/close 2010年
open/close 2011年
open/close 2012年
open/close 2013年
open/close 2014年
open/close 2015年
open/close 2016年
open/close 2017年
open/close 2018年
open/close 2019年
open/close 2020年
open/close 2021年
open/close 2022年
open/close 2023年
open/close 2024年
open/close 2025年
open/close 過去日記について

その他の情報

open/close アクセス統計
open/close サーバ一覧
open/close サイトの情報