我が家の本棚は広い方ではないのに、ほとんど参照しない書類が幅を取っていて、本棚を圧迫しています。先日本を買ったところ、ついに本を置くところがなくなったので、思い切って紙の書類は電子化して捨てて、本棚を空けることにしました。
電子化と言えばドキュメントスキャナーということでCanon ImageFORMULA DR-P215IIを買いました。ヨドバシで24,000円くらいでした。USBバスパワーで動作し、軽量コンパクトにも関わらず、20枚も用紙トレイに置けるイケてるモデルです。
このモデルだと高いな〜と思われる方には、安価なDR-P208IIもあります。コンパクトさは一緒ですが、一度に用紙トレイにおける枚数がちょっと少なくなります。
蓋を閉じた状態では大きい羊羹のような風貌ですが、蓋を開くと一気にメカっぽい見た目になります。
用紙は上から投入、前面から排出されます。両面同時にスキャンするので、裏向きに入れなおす必要はありません。便利。出てきた紙を保持しておく仕組みはありません。棚の上とかで使うと床に紙が落ちて散乱しますから、広い机で使うと良さそうです。ほんと軽いんで簡単にどこでも持って行けます。
製品にはCDが付属していますが、特に何もインストールせずともスキャンできます。USB Type-A - micro-Bケーブルで接続し、蓋を開けると自動的に電源が入ります。
上記のようにUSBマスストレージとしても認識されます。ストレージ内にCapture On Touch Liteという名前のスキャン用のソフトウェアが入っています。スキャンする解像度は150〜600dpiの間で選択できます。600dpiが上限なのは、スキャナーのハードウェア的な性能は600dpiだからでしょう。
付属のスキャナーソフトCapture On Touch Liteのメイン画面
今回は原稿となる書類を捨てるため、二度と再スキャンできません。高画質で残したほうが何かと役立つでしょう。上から2番目の解像度400dpiを選びました。
解像度400dpiフルカラースキャン速度は、だいぶまったりで、正直なところ遅いな……と思いました。しかもデータ転送が間に合わないのか、スキャン中にちょいちょい止まります。同じ解像度400dpiでも白黒スキャンであれば、フルカラーの倍速出るので快適です。
スキャナーの画質は思っていたより良く、両面一気に取り込んでくれて便利だし、細かい字も読めます。色も綺麗です。スキャナの構造上、用紙が斜めに吸い込まれてスキャンされる場合がありますが、そこはCapture On Touch Liteが良かれに補正するらしく、画像が傾いて困ることはあまり起きませんでした。
それより気になったのは、用紙を2枚同時に吸い込むことです。10年ものの古い書類をスキャンしたせいかもしれませんが、20枚スキャンすると1回は発生する印象を受けました。ひどいときは3〜4枚同時に吸い込みます。
用紙を20枚セットすれば全自動でスキャンできると思っていたので、想定とやや違ったものの、フラットベッドタイプのスキャナーで1枚1枚チマチマとスキャンしていた時と比べれば、はるかに便利で速くて快適です。買って良かったですね。
目次: プロバイダ
ドコモがついに邪悪な2年縛りを諦めてシンプルなシングルプランを作ったと聞いて、喜び勇んでプラン変更をしました。プラン変更自体はオンラインですぐに終わりました。
ところがプラン変更から5分後くらいに携帯が圏外になりました。切り替わりの途中でおかしくなったかと思い、次の日まで待ったり、再起動などしてみるも、一向に圏外のまま変わりません。おや?これは、何かやらかしてしまった?
長いんで結論だけ先に言うと、私が使っているZenfone 3 (ZS550KL) とZenfone 4 (ZE554KL) ではahamoは使用できないことがわかりました。あと、最終的にスマホはPixel 4aに買い換えました。
Zenfone 3は外装ボロボロでバッテリーも寿命で買い替え時ですが、Zenfone 4は新しくてまだキレイなのに、使えなくなるのはちょっと悲しいです。
まず、手持ちのWiFiルーター(Huawei GL10P、SIMロック外した版)に挿してAPNを設定すると、データ通信が可能でした。そのためSIMカードの故障や、我が家が4Gの圏外、ではないです。WiFiルーターに挿していたb-mobileのMVNO SIMカードをZenfone 3に挿すと使えるので、Zenfone 3の故障でもなさそうです。
Zenfone 3は何らかの理由でahamoが使えない可能性が高いです。より新しいZenfone 4ならばahamoが使えるかもしれません。困ったことにSIMカードの形が違う(Zenfone 3, GL10Pはmicro SIM、Zenfone 4はnano SIM)ので、ハサミでSIMカードをnanoの形に切ってZenfone 4に挿しました。が、やはり圏外のままです。考えられる可能性として、
これらの可能性を否定するにはahamo対応機種を購入して試すしかありません。しかしながら、ドコモの対応機種リスト(対応端末一覧 | ahamo)を見ても特に欲しい機種がなく、唯一気になったGoogle Pixel 3は既に終売で手に入りませんでした。
中古のスマホは使いたくないし、確実に動くけどあまり欲しくない機種を買うか、数万円をドブに捨てる覚悟でさらに別の機種を試すか、悩ましいですね。
どの機種を買うか悩んだ末にGoogle Pixel 4aを買いました。Googleストアで、45,000円くらいです。SoCはSnapdragon 730G、メモリ6GB、バッテリー容量は3140mAhらしいです。
Pixel 4aはahamo対応機種リストには載っていませんが、Pixel 3aでドコモのVoLTEに対応して、Pixel 4aで未対応に戻す、なんて面倒なことはやらんだろと考えてPixel 4aに賭けました。
注文してから2週間位してGoogle Pixel 4aが届きました。とてもシンプルな箱です。
ドキドキしながらSIMカードを挿し込んでみると……無事認識しました。電話も掛けられますし、データ通信もできます。いやぁ、良かった良かった。これで一安心です。
Pixel 4aが届くまでの間、反省の意味も込めて、何でこんなことになったのか調べてみました。
まず、従来のドコモ回線とahamoの大きな違いは「3Gが使えない」ことです。音声通信、データ通信ともに4Gを使う必要があります。
最近のスマホは4Gに対応しているものの、音声通話のみ3Gで行う(CSFB, Circuit Switched Fallback)機種と、音声通話、データ通信ともに4Gで行う(VoLTE, Voice over LTE)機種があります。この辺りの仕組みはIIJ堂前さんの記事 MVNOとVoLTEの関係 : MVNOの深イイ話 - ITmedia Mobile が大変参考になります。
Zenfone 3とZenfone 4はauとソフトバンク回線に対してはVoLTEを使いますが、ドコモ回線に対してはCSFBを使う機種のようです。当然、そんなことはどこにも書いていませんが、3Gが使えないドコモ回線(つまりahamo)のSIMカードを挿すと、圏外になってしまう現象を見る限りの推察です。
VoLTEがキャリアごとに対応が必要だという点は知りませんでした。Zenfone = VoLTE対応、程度の浅い知識でahamoに変えると、今回のような悲しい一件に繋がります。完全に私の調査不足ですね。
Zenfone 4が使えなかったのは高い勉強代となりましたが、Google Pixel 4aでahamoが使えたし、月額も安くなったし、まあ、悪いことばかりでもないか……。
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