大下さんと高台寺、圓徳院、南禅寺へ花見に行きました。京都はいつにもまして人が多かったですね。行きの特急(阪急電車)がメチャクチャ混んでた。
取り損ねた部分も多いですが、写真メインでお届けします。
高台寺に向かう途中で寄り道しました。特に何がある道でもありませんが、良い風景です。京都ではこういう風景を頑張って残しているわけです。
人気庭師(昔のね)小堀遠州プロデュースのお庭。しだれ桜と枯山水の組み合わせがお見事です。
臥龍池(がりょうち)という格好いい名前の池です。池といえば必ずいる錦鯉がいませんでした。龍に喰われたのか。
豊臣秀吉の奥さんのねねさんが過ごした別荘です。人も少ないしとても落ち着いた雰囲気を楽しめました。庭も綺麗で、オススメです。
圓徳院ってのは秀吉の没後、伏見城から家&庭を持ってきたのが由来だそうです。偉い人はやることがメチャクチャだな。ねねさんを秀吉の親戚筋である木下家(秀吉=木下藤吉郎なので、木下さんなのです)が厚く支えたのだとか。
女性的と評される南庭です。枯山水で、砂と石と木しかありません。しかし花を咲かせる木が多く植えてあって、時期によっては綺麗な庭になるはずです。たぶん。方丈という建物から見えます。
一方、こちらは男性的と評される北庭です。基本的には石オンリーです。こちらも枯山水ですが、石の巧みな配置によって水があるように見えます。北書院という建物から見えます。
軒先の屋根が低くて庭の向こうの山桜が見えません。圓徳院側の配慮で床にアクリルの板が敷いてあるので、山桜が映って見えます。まあ、まだ咲いてなかったんだけど…。
500円払うと西側のお茶室で御抹茶を楽しめます。お茶室に入ったのも、お茶をふるまってもらったのも、茶室の小さな入口(にじり口)をくぐったのも初めてです。面白かったなあ。
傾斜鉄道(インクライン)の跡地です。かなり短いですが、幅の広い線路です。なんでも船を運ぶための鉄道だったとか。
自分も調べて初めてこの鉄道の意味を知ったので、偉そうなことは書けません。インクラインの説明ページが参考になりますので、どうぞ。
インクラインは南禅寺に向かうときに寄れます。桜の枝に触れることができるくらい、低くたくさん咲いています。まるで桜の屋根です。
南禅寺で一番有名な庭です。なんで虎の子渡しなんだっけなあ?忘れたな。これも小堀遠州プロデュースです。売れっ子だね。
南禅寺の方丈の欄間には、表側と裏側で模様が違うという不思議な細工があります。片方は獅子、片方は牡丹だったかな。
どちらが表なのかいまいちわからなくて、写真のキャプションにはっきり書けません。どっちが表なのだろうか…?
南禅寺の方丈には庭がたくさんある他、狩野派の絵師達のふすま絵がたくさんあります。そちらもぜひ見てくださいな(絵は撮影禁止です)。
南禅寺のばかでっかい門です。写真が下手くそで何も伝わりませんが、桜と夕日が綺麗でした。
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