週末を利用して旧マシンを葬って、新マシンを立ち上げました。
Windows 7は悪くないと思うのですが、エクスプローラが最悪です。エクスプローラを捨てて別のファイラーにすべきなのか悩みましたが、エクスプローラで無理矢理頑張ることにしました。
エクスプローラのフォルダツリーにおいて邪魔くさい輩は下記のとおり。
いずれも便利ですよ、MS的にはオススメしたいんです!という気持ちは伝わるんですけど、強制ONのままOFFにできないのはいただけないです。私は要らないのです。
以下、削除方法です。
参考: Windows 7 Notes, Registry, Hacks, Tips
上記操作によりお使いのWindows 7がおかしくなっても知りません。自己責任でお願いします。
(※)レジストリエディタにてアクセス許可を変更したいキーを右クリック [アクセス許可(P)] - [詳細設定(V)] - [所有者タブ] - [現在の所有者を変更] にて自分が所属するグループ(例: Administrators)に変更 - [OK] で閉じます。
その後 [Administratorsを選択] - [Administratorsのアクセス許可(P) リスト] - [フル コントロールにチェック] - [OK] で閉じればOKです。
変更後は元に戻すのをお忘れなく!
以前から調子の悪かったチップセットファンですが、最近になっていよいよ壊れたらしく、PCが電源ONの間ずっと「ウィウィウィー!ガガガガー!」という爆音を発しています。
軸が曲がったのかなあと思って、ファンの真ん中をグリグリ押したり引っ張ったりしていたら、ファンのブレード&モータが台からもげました。しかも台側の回路と思しき部分が剥がれてしまいました。
ブレードを台に無理矢理戻したら動くかな?という考えがよぎりましたが、極細の銅線がぶっちぎれているを見つけたのでやめました。下手にショートさせてマザーボード壊すのも馬鹿らしいですから。
これを機に旧マシンは引退させて新マシンに移れということですね。
ニューマシンはWindows 7 64bit版なのがネックといえばネックです。それもこれも今までWindows XP 32bit版で粘ってたツケに過ぎないのですが…。
Windows 7で同じ環境が作れるか?というチェックがかなり面倒くさいけども、いい加減に旧世代の遺物は卒業して、時代に追いつくように頑張らんとね…。
先日(2010年3月30日の日記参照)の続き。
ファイルに対してできるアクセスは、読み(実行は読み込みを伴うので読み込みの一種)、書き(削除は書き込みの一種)のどちらかです。ウイルスが悪さするアクセスパターンは下記の通りです。
既存 | 読み | 書き | チェック必要性 | 起きうる悪意 |
---|---|---|---|---|
○ | ○ | × | ○ | 既存ファイルからウイルスを読み出す |
○ | × | ○ | ○ | 既存ファイルを消す、ウイルスを書き込む |
○ | × | × | × | なし(誰も触らないファイル) |
× | ○ | × | × | なし(存在しないファイル、つまり読めない) |
× | × | ○ | △ | 新規ファイルにウイルスを書き込む |
× | × | × | × | なし(存在しないファイル) |
既存ファイルの読み出し、既存ファイルへの上書きは即時にチェック(チェックの必要性が ○)しますが、新規ファイルへの書き込みはスキップ(チェックの必要性が △)できます。
理由は全読み込みアクセスをチェックできれば、後の読み込み時のチェックで「十分」であるため、ですが…説明になっていないので、ウイルスを新規作成したときの動作で考えてみましょう。
ウイルスファイルが新規作成されても、それだけで悪さはできません。悪さをするには、ウイルスファイルを実行するか、既存ファイルにウイルスデータを混ぜて良いファイルのふりをして実行する必要があります。
実行にせよ書き込みにせよ、一度は新規作成したウイルスファイルの読み込みを経なければなりません。つまり新規作成されたウイルスファイルが悪さをするには、新規作成されたウイルスファイルの読み込みが必要です。
新規作成されたウイルスが読み込まれる時にチェックできれば、新規作成されたウイルスが悪さするのを十分阻止できる、といえます。
先の結論をまとめると、
要は全読み込みをチェックできるなら、新規作成時のウイルスチェックは不要であり、「新規作成時にウイルスチェック」をサボって「後に読み込む時にウイルスチェック」(これこそ遅延評価ですね!)をすると速くなることが予想されます。
さて懸案のローカルドライブへのファイルコピーを先ほどの表に当てはめてみると、下記のようになります。
既存 | 読み | 書き | チェック必要? | 起きうる悪意 | コピー動作に当てはめると |
---|---|---|---|---|---|
○ | ○ | × | ○ | 既存ファイルからウイルスを読み出す | (発生しない) |
○ | × | ○ | ○ | 既存ファイルを消す、ウイルスを書き込む | 上書きコピー |
○ | × | × | × | なし(誰も触らないファイル) | (発生しない) |
× | ○ | × | × | なし(存在しないファイル、つまり読めない) | (発生しない) |
× | × | ○ | △ | 新規ファイルにウイルスを書き込む | 新規コピー |
× | × | × | × | なし(存在しないファイル) | (発生しない) |
確認すると、私が実行するコピー作業の9割以上が新規コピーで、上書きコピーはほとんどありませんでした。新規コピーファイルのチェック遅延が効果的に効くため、ローカルドライブへのコピー作業は非常に速いのだと思われます。
ローカルドライブでは遅延評価により高速化が望めましたが、ネットワークドライブに関しては「3. 全読み込みをチェックできれば、ウイルスは悪さできない」が成立しないため、遅延評価ができません。下記にローカルドライブとの違いを挙げます。
このため新規作成のファイルも全てチェックする必要があります。だからネットワークドライブへのコピーは非常に遅いのです。
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