だいぶ前にヘッドフォンが壊れて以来、耳かけ式イヤホン(Panasonic RP-HS103)を使っていました。使いやすくて良いのですが、スカスカな音なのが玉に瑕でした。
さすがに携帯性を重視のイヤホンに音質を求めるのは酷ですから、音楽を聴くとき用のヘッドフォンを買うことにしました。
Amazon先生でお手頃価格のヘッドフォンを買いました。夜中に寝ぼけて注文したため、2種類買ってしまいました。まあいいか。
1つ目は普及価格?の5,000円くらいのヘッドフォン(audio-technica ATH-TAD500)で、2つ目は格安価格の2,000円くらいのヘッドフォン(Pioneer SE-M290)です。
この2つ、聴き比べなどと偉そうに言うまでもないくらい全然音質が違います。こんなに違うんですねー。
ATH-TAD500は良く言えば非常に澄んだ音、悪く言えばシャカシャカして疲れる音です。着け心地は、耳が当たって痛い、髪の毛がヘッドフォンのアームに挟まれて痛い…うーん、いまいちだな。
SE-M290は良く言えば柔らかい音、悪く言えばモワモワしてこもった音です。遠くの方で鳴っているような変な感じがします。着け心地は良いです、どこも痛くない。
それぞれ一週間ほど使っていて、あることに気が付きました。
ATH-TAD500はシャカシャカしていて低音が若干足りないので、イコライザで低域をブーストすることが多く、SE-M290はモワモワしているので、イコライザで高音(と低音も少し)をブーストすることが多いです。
どちらも(ヘッドフォンの特性)+(イコライザの設定)=(低域&高域強調)になっています。いわゆるドンシャリですね。
自分の好みに気付くのにだいぶ遠回りした気がしますけれど、今回聴き比べたことで初めて判明したわけですから、これは収穫です。そうに違いない。
会社で動作テスト用に使ってるヘッドフォン(SONY MDR-XD050)はドンシャリでしたね…。もしかして悩まずにMDR-XD050買えば良かったのではなかろうか…などと考えると暗くなりますから、やめましょうか。
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