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2019年2月2日

小型HDMIディスプレイ購入

小型のHDMIディスプレイを買いました。ELECROWのLR10FHD01です。Amazonで1万円くらい。

買ったきっかけですけども、ROCK64のHDMI出力を見たかったことと、サーバのVGA出力が壊れたのか、今持っている小型VGAディスプレイが映らなくなってしまったため、代替品が欲しかったからです。

  • サイズ: 10インチ
  • 液晶方式: 光沢あり、IPS液晶らしい(確認しようがないけど)
  • 解像度: 最大Full HDつまり1920x1080
  • 入力方式: HDMI or VGA
  • 電源: 付属のACアダプタ

見ての通りスペックはそこそこ良く、価格もお安いです。その分、細かいところはいい加減です。

音量調整がバカでVolume 1でも近所迷惑なデカい音が鳴ります。しかも最大音量は100です。こんなバカでかい音で誰が使うんでしょう?ミュートにできることがせめてもの救いです。

OSDメニューはヘボいです。日本語が選択できますが、漢字は中国語の字体、訳が意味不明、ハングルが混ざるなど、やる気ゼロです。英語に変えた方がマシです。

HDMI入力もバグっていて、HDMI挿抜もしくは電源ON/OFFで画面表示が右にズレて、音が出なくなります。もう一度電源ON/OFFすると直ります……。


OSDに表示される謎の日本語

本体に型番が書いておらず、箱を捨ててしまうと型番が分からなくなります。

細かいところは手抜き感が漂いますが、映れば全て良しです。

メモ: 技術系の話はFacebookから転記しておくことにした。加筆した。

編集者:すずき(2024/08/21 14:03)

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2019年2月3日

続編が楽しみなマンガ10作品

目次: マンガ紹介

お気に入りのマンガ紹介シリーズ。

最近読んだ、これからも続編が楽しみなマンガ10作品。並びは、あいうえお順です。

1〜5です。

うらみちお兄さん(10巻、2017年〜)
いわゆる「お母さんといっしょ」の体操のお兄さんが主人公、歌のお姉さん、歌のお兄さん、マスコットの中の人が準主役のギャグマンガです。
お兄さんお姉さんたちは、ブラック社会の大人の事情や抑圧に精神をやられており、子供たちの前では笑顔を振りまきますが、それ以外はやさぐれています。子供たちが妙に悟っているのも面白いです。
桐谷さん ちょっそれ食うんすか!?(17巻、2016年〜)
ゲテモノ食を愛する女子高生、桐谷さんが主人公のグルメマンガです。
昆虫や深海魚、爬虫類など、日本ではあまり食べない食材にチャレンジし続けます。世の中には色々な食材があるもんだと感心します。あとがきを見ると、作者さんが実際にチャレンジした食材を作品にしているそうです。
じけんじゃけん(全7巻、2016年〜2020年)
推理小説マニアでミステリ研の女子高生、その彼女に惹かれてミス研に入った男子高校生が主役のギャグマンガ。
ミステリのネタが所々に入っていますが、ミステリ要素は強くなく、強いて言えば日常系です。元ネタがわからなくても困りませんが、わかるともっと面白いのだろうか?タイトルからもわかるように、舞台は広島です。登場人物の女子達はほぼ全員が広島弁です。気になる。
天地創造デザイン部(8巻、2017年〜)
神様が発注してくる曖昧でデタラメな要件の生物を、デザイン部の皆さんがウンウンうなりながら設計していくギャグマンガです。雑学の要素も強いです。
ギャグのオチに神様のメチャクチャな要望に応えた、メチャクチャな生物が登場しますが、でっち上げの架空生物ではなく、実在する生物(たまに伝説上の生物なども登場します)であるところが、へえ!と唸らせる面白さの1つです。お話の中で登場した生物の解説ページまで付いており、面白くて為になる作品です。
ハクメイとミコチ(12巻、2013年〜)
小人のハクメイとミコチの2人の気ままな生活と、周囲の人々との交流を描く、ファンタジー系のマンガです。
文章がヘタで説明できませんが、2人の住んでいる世界の描画が素晴らしいです。実際に住んだらやや不便そうではありますが、この世界に住みたいと思うこと間違いなしです。

6〜10です。

フラジャイル 病理医岸京一郎の所見(23巻、2014年〜)
患者の前には出ませんが、検査結果を診断する病理医が主人公の医療系マンガです。
現代医療の問題点にグサグサ切り込んでいきます。主人公の岸先生は超優秀ですが、かなりの曲者で周囲との衝突が絶えません。いろいろ揉めまくりますが、最終的には何とかなるので安心して楽しめます。
へんなものみっけ!(10巻、2017年〜)
博物館の事務員として左遷(なのか?)されてきた公務員が主人公で、博物館の研究者や裏方の活動を描いたマンガです。雑学もあります。
博物館の裏方は一般の見学者からはわかりませんし、職員にならない限りまず見られません。自分の知らない世界が垣間見えて面白いです。
マージナルオペレーション(全16巻、2013年〜2020年)
子供だけの傭兵集団を率いる「子供使い」アラタが主人公の現代軍事物のマンガです。中東が出発点で、世界の様々な国で活躍します。12巻ではミャンマー編が盛り上がってきます。
たまに1巻から読み返すと、画も話も結構テイストが変わっていると思います。子供たちを傭兵に送り込んでいることを知って苦しむ初期、覚悟を決めて傭兵業を続ける中期〜、いずれも面白いです。戦争するので、人が死ぬシーンが割と出てきます。苦手な人は注意です。
魔法少女特殊戦あすか(全14巻、2015年〜2021年)
理不尽系+魔法少女+現代軍事物のマンガです。かつて世界を救ったマジカルファイブという魔法少女のリーダー、あすかが主人公です。魔法少女ものって残酷にしなきゃいけないルールでもできたんですかね?
魔法少女なので魔法の力で戦いますが、明らかに殴って撃って斬っていて、敵も味方も重傷で血みどろです。捕まえて拷問したり、マジカル自白剤とか素敵ワードが飛び交う、エグさ満点の作品です。画は綺麗ですがグロいシーンが多いので、苦手な人は注意です。
幼女戦記(30巻、2016年〜)
冷酷で優秀だが神を信じない現代サラリーマンが主人公で、魔法の存在する第一次世界大戦直前のヨーロッパに似た世界に転生します。しかも幼女として。ジャンルとしては近代〜現代軍事物のマンガ。
主人公は後方で楽したいと思っていますが、やることが全て裏目に出て最前線や激戦区に投入され続けます。全員が真面目にやっていて、結果も上々ですが、奇跡的に想いだけがすれ違い続けます。ギャグじゃないのにギャグ要素を感じる面白い作品です。戦争で人が死ぬシーンがそこそこあります。苦手な人は注意です。

メモ: 趣味の話はFacebookから転記しておくことにした。

編集者:すずき(2024/08/21 14:08)

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2019年2月4日

ROCK64でHDMIオーディオを使う

目次: ROCK64/ROCKPro64

先日購入したHDMIモニタのおかげで、ROCK64のI2S0つまりHDMI Audioの動作確認ができました。

しかし以前(2018年11月11日の日記参照)悩んでいた通り、単純にI2S0を有効にすることはできません。DMAチャネルが足りない問題が発生するためです。

ROCK64に搭載されているRockchip RK3328のDMACは、16のDMAチャネルを持っていますが、そのうち8chしか同時に使えない仕様になっています。

苦肉の策

現在のlinux-nextのROCK64向けデバイスツリーでは、既に7chを使用(I2S1 2ch, SPDIF 1ch, SPI0 2ch, UART2 2ch)していますから、ここに2chを使用するI2S0を追加すると合計9chになって、オーバーしてしまいます。

仕方ないのでUART2のDMA割り当てを解除して、I2S0に割り当てるパッチを投稿しました。

予想通りの反応

私がパッチに書いた説明が悪かったのだと思いますが、メンテナーのHeikoさんから「どうしてUART2のDMAチャネルをI2S0が使えるのかわからない」という返事がきました。ですよね……私も最初意味不明でしたし。

できる限り説明を加えて返事しましたが、理解してもらえると良いな。

わかりづらい仕様書

ややこしいことに、RK3328の仕様書を見ると、各DMAチャネルにはIDが(仕様書ではReq number)が振られていて、ぱっと見16チャネルが全て同時に使えそうに見えるんですよ。

この仕様書から「各DMAチャネルは独立しているけど、全てのチャネルが同時に使える訳ではない」という意味を読み取れる人はなかなかいないと思います。

DMAチャネルの割り当て

少なくとも私はDMAのReq numberとチャネル数の関係を理解するのは無理だったので、DMACのドライバ(PL330)を追いかけました。

サウンド系からDMAチャネルの割り当てを要求するとき、次のような呼び出し関係になります。

RK3328のDMAチャネルの割り当て

rockchip_pcm_platform_register()
  devm_snd_dmaengine_pcm_register()
    snd_dmaengine_pcm_register()
      dmaengine_pcm_request_chan_of()
        dma_request_slave_channel_reason()
          of_dma_request_slave_channel()
            ofdma->of_dma_xlate() => of_dma_pl330_xlate()
              dma_get_slave_channel()
                dma_chan_get()
                  pl330_alloc_chan_resources()
                    pl330_request_channel()

まず、関数of_dma_pl330_xlate() にはローカル変数chan_idが登場します。これがDMAのIDに相当します。例えばUART2の送信側ならchan_id = 6になります。

元になる数字はどこから来るかというと、of_dma_match_channel() でデバイスツリーから情報を貰っています。RK3328の場合、デバイスツリーでDMAチャネルを指定する際は、Req numberを書くようです。

次に、関数pl330_request_channel() に構造体struct pl330_dmacのメンバーchannelsという配列が登場します。このchannelsの数がDMACのDMAチャネルの数と等しいです。Req numberとは無関係に、DMAチャネルを要求されると先頭から埋まっていきます。

こんな仕様が初見でわかる訳ないじゃない。むり。

メモ: 技術系の話はFacebookから転記しておくことにした。1節加筆。

編集者:すずき(2020/10/30 01:39)

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