大下さんと北野天満宮(京都府京都市上京区)の骨董市に行きました。骨董市といっても特別なことは何もなくて、出店とフリーマーケットが混ざったお祭りみたいなもんです。
北野天満宮に来たのは初めてだったので、ついでに写真を撮りながら歩きました。
境内にも人が一杯。建物の中でご祈祷をやっていました。祈祷料は数千円と書いてありました。「面白そうだからやろう」と大下さんを誘ったのですが、高いから嫌って言われた…あっそ…。一人でやってもなんか虚しそうだよなあ。
店を一通り見たら疲れてしまった。社会人になろうとも体力のなさは変わらないのである。
おやつでも食べようかってことで中村軒(京都府京都市西京区)に行きました。桂離宮の近くにあります。かき氷が有名なお店なのだとか。
中村軒のかき氷(奥)、おうす(抹茶のこと、左)、白きんつば(手前)
大下さんが何度もここのかき氷はおいしいんです!と言ってましたが、正直かき氷なんてどれも大差ないと思ってました。しかし食べてみると違うもんですね。
いわゆるかき氷シロップではなくて、生の苺をすりつぶして作ったソースがかかっているのです。うまうま。
同期の皆さんとともに天橋立(京都府宮津市)に行ってきました。丹後の天橋立(京都府)、安芸の宮島(広島県)、陸奥の松島(宮城県)が日本三景と言われています。
天橋立は海流によって砂が運ばれ堆積した地形です。くちばしのような形状が多いことから、砂嘴(さし、砂のくちばし)と呼ぶそうですが、天橋立のように成長して対岸にくっついた場合は砂州(さす)と呼ぶそうです。
地理の話はそのくらいにして、まずは南側から対岸へ向けて、松林を北上しました。晴れていればとても素敵な散歩道だったでしょう。今日は雨のせいで何も見えません。
松林は軽く4kmほど続きます。景色がずっと同じで写真の撮りがいがありません。困ったもんです。
観光協会も気づいているのか、松林の退屈さをなんとかしようと道ばたにアームストロング砲を置いたり、変わった形の松に名前を付け(夫婦松など)たり、地元の伝承を事細かに語る看板を立てたりと、頑張ってます。
が、その努力も虚しく2kmほど行った地点でマンネリ感に満ちてきます。あとは 小1時間ずっと同じ景色、雨も相まって正直きついです。
傘を差していたのに傘から雨がしみ出していて肩から腕までびしょぬれ。さらにイラつくことに傘は新品、しかも300円よ?土産屋で買ったのが良くなかったな。素直に友達の折りたたみ傘を借りれば良かったと何度も後悔した。
途中にあった神社が妙に金持ちです。建物はピカピカですし、手水舎にセンサーがついていて近づくと自動で出る、などという成金な仕掛けがありました。仕掛けが面白かったので動画で撮りましたが、私のキモい話声が際限なく入ってたので公開はやめときます。
山の上からなら見えるだろうと一縷の希望にすがり、ロープウェーに乗り、展望台へ。…うむ、空も海も橋もへったくれもない。なにも見えん。
近くに居たおばちゃん達と「一瞬でも良いから晴れないかねえ…。」なんて話しつつ、霧が晴れるのを待ちましたが晴れる気配なし。悲しいけど風邪を引く前に撤退。
一番マシな写真がこれです。肉眼でもこんなもんでした。残念。チャンスがあればもう一回行くべきだな。
社会人2年生になって、基本給がレベルアップしました。しかし前年度より手取りが下がります(来月から住民税を取られる)。
今年の住民税の所得割額は「昨年の総所得」から決まります。つまり今年の所得に対してかかる住民税は、来年納めるわけです。実に1年も時間差をつけて攻撃(納税)されます。
サラリーマンはあまり問題ないかもしれませんが、仕事を変えるなど所得が大きく変化するとき、臨時で大きな収入があった年などは、住民税のことを覚えておかないと、翌年の時間差攻撃でひどい目にあうかも…。
阪急のドア横には「非常時に引くとドアが開きます」と注意書きされた箱があります。緊急時、すぐさま車両の外に避難しなければならない時に使います。
で、少し気になったのは「地下鉄内では使わないでください」という注意書きです。注意書きには残念ながら詳細な理由は書いていません。地下鉄のトンネルに出ると何か問題が起きるのだろうか?
私が思い当たる理由は給電方式の差です。地下鉄は地上の電車のように上から給電するタイプ(架線給電方式)と、レール近くの電線から給電するタイプ(第三軌条給電方式)があります。第三軌条給電の場合、トンネルへ下手に降りて電線(600V〜 くらい)に触れようものなら感電死します。
阪急は架線給電だから阪急が乗り入れる地下鉄も架線給電でないと走れません。架線給電なら、トンネル内に出ても危険はないはずです。しかし大阪市営地下鉄は第三軌条給電が多いらしく、阪急の時と同じノリで地下鉄から降りられると危ないので、全面禁止にしたのでしょう。
お陰で乗客は降りて良いトンネルにも降りられません。阪急もその辺は理解していると思いますが、乗客への説明&周知徹底する面倒くささには勝てないのでしょう。
知り合いに小泉という名字の人が居ます。最近は毎日と言って良いほど、彼の名を思い出します。
といっても意味深なことはなくて、通勤中に電車の窓から「こいずみがわ」と平仮名で書いた看板が見えるというだけです。位置は島本〜長岡京の間、JR京都線の北側(京都方面を向いて左手)にあります。川の脇にある緑色の看板です。
JR京都線はさほど混まないので、気づけば毎日同じような位置に立ち、毎日同じような景色を見るようになっていた、ってなわけです。明日もまた同じように「こいずみがわ」を見るでしょう。
小泉川の写真でも撮って、その小泉君に見せたら面白いかなあ?と思ってたら、なんと既にこのページで上流〜中流〜下流(桂川と合流)まで、写真付きで詳しく紹介されていました。
うむむ…。世の中は広いんだぜ…。
唐突に気づいたのですが、クラーク像は「札幌じゃなくて北広島にある。」って、色んな人に吹聴した気がする。壮絶な嘘です。クラーク像はどちらも(※1)ちゃんと札幌市にあります。嘘を教えてしまった方々には深くお詫び致します。
無知も良いところでした。今度実家に帰ったとき、ちゃんと見てきた方が良いですかねえ…。
(※1)胸像と全身像があります。胸像は北海道大学(札幌キャンパス、札幌市北区北8条〜24条)に、全身像は羊ヶ丘展望台(北海道札幌市豊平区羊ヶ丘1番地)に建っています。
北広島市と勘違いしていた理由も調べました。クラーク博士がアメリカに帰るとき「Boys be ambitious…」と言って去った有名なエピソード、この舞台が現在の北広島市にあるのです。像とBoys be ambitiousの話とがごっちゃになったようです。
ついでに例のフレーズは「Boys, be ambitious like this old man.」(小供等よ、此老人の如く大望にあれ。)と続く(※2)ことも知りました。
クラーク博士ってばまるで映画の主人公のようですが、歴史が美化されるのはお約束ですから怒っても仕方ないのさ。
(※2)英文および訳文は北海道大学付属図書館W.S.クラーク博士関係文献目録の一部である、こちらのページから引用しました。
グリーンピースがまた犯罪行為してます。目立とうとしすぎて犯罪団体になっています。さすがに拉致、放火、殺人はやらないと信じたいですけど…。とにかく捕鯨船乗組員の安全を祈るばかりです。
そういえばグリーンピース・ジャパンのページを見ると、
Q. 鹿やカンガルーのように鯨も間引くという考えはないのか。
A. 鹿やカンガルーは「捕食される側」の動物だから、間引かれるべき。鯨は「捕食する側」だから間引くのはおかしい。
という問答があります。つまり鹿やカンガルーは多すぎだから逝って良しってことでFAらしい。これが環境保護か。
窃盗までして捕鯨を責める暇と金と時間があるなら、
環境を蘇らせる技術の研究所を世界各地の大学に作って、全面バックアップしました!!
とか、
ど田舎の土地を日本の国土面積の数倍規模でがっつり買い取って、全部環境保護区にしました!!
こんなことをやって欲しいです。一面にこんな見出しが躍ってたら痺れます。
グリーンピースには世界各地の企業、財団からの大量の寄付(うちは環境に配慮してますよ、という姿勢のため)で潤ってるはずなので、資金はあると思います。が、残念ながら、どんなに資金があってもやらないでしょう。グリーンピースがスポンサーを取り続けるには、とにかく目立つしかありませんから、結局は環境なんか二の次で「目立つ(つまり儲かる)こと」を選ぶのです。
また、スポンサー企業を敵に回すような活動はできません。グリーンピース以外にも環境団体はいくらでもありますから、そちらに流れられたら一巻の終わりです。
例えば石油を消費するとCO2が増えて環境に悪いです。しかし石油製品の不買運動なんて運動はさっぱり見かけません。だってそんなことしたら金づ…じゃなかった、石油関連企業からそっぽ向かれますから。
その点、捕鯨反対なら心配ありません。鯨を食べる国は圧倒的に少なく反感を買いませんし、大きな生き物を殺す抵抗感にも訴えられます。さらに日本船が相手なら超ラッキー!機関砲かロケットランチャーぶちこまれるまで反撃しない国ですからね。
カモがネギ背負って鍋担いでガスコンロとボンベにマッチまで持ってるんですから、おいしくいただかない理由はありません。というわけで捕鯨反対はやめられない止まらないのです。
今週一週間で、月の残業時間の半分を使ってしまった。またか、またなのか!
付け方を控えめにしてるつもりなのにねえ…。
所属していた研究室のSkepeチャットで、変なキーボードの話をしていました。聞けばほぼ正方形のスペースキーを搭載した変なキーボードがあると言うではないですか。写真も見せてもらいましたが、本当に正方形です。変なの!
…やややや、まてよ?このキーボードどこかで見たことないか?と思い、会社のメインキーボード(DELL SK-8135日本語配列)を見たら、スペースキーが正方形じゃないですか…。そりゃ見たことあるわけだよ、既に使ってたんだもん。
見た目はかなり変テコですが、使い心地は普通です。スペースキーが小さい分、微妙にデカい無変換キー(普通はAltより細い)を誤打するくらいで、すぐに慣れてしまいます。
このキーボードのおかげなのか、家のキーボードでスペースキーを叩くときもキー一つ分(幅としてはSK-8135の無変換キー分くらい)を無意識に避けて押しています。
今回の日記を書いているときに初めて気づいたので、いつからこうなってたのかはわかりませんけども。
ぜひ皆様にどんなキーボードか見ていただきたくて、型番でGoogle検索したらこんな写真をブログに貼っている人がいました。
うは、まさにこれだ。スペースキーが正方形なのさ。
目次: Linux
以前からLinuxのページディスクリプタ(要はstruct page)って何なの?という疑問が晴れないまま居ました。特に実際のページフレームとの対応をどうやって取っているのかが全くわからん。どこかに対応が書いてあるにしては、それらしい場所がない…。
分からんながらも、機会を見つけては調べたり考えたりしていたら、なんとなーく分かった気がする。
分かった気がすることを書き散らしますが、間違っててもご勘弁下さい。自信ないです。
前提知識として簡単に説明します。Linuxではメモリ領域をゾーンという固まりで管理しています。ゾーンはページフレーム(普通は4KBのメモリ領域)をいくつかまとめた固まりです。ページフレームがずらーっと並んでいるようなイメージ。
厳密にはもっと書くべきことがあるのでしょうが、今回はこのくらいの理解で進めるはず。たぶん。
では本題に入ります。
まず私の疑問点は「ページディスクリプタ(以下、struct page)のポインタをもらったとき、どうやって対応するページフレームを得るのか?」です。
ここでstruct pageのメンバに直接書いてあれば話は早いのですが、struct pageにページフレーム番号を示す情報などはありません。残念。
実はstruct pageは中身も大事ですが、ポインタ値が非常に重要な意味を持ちます。というのも実メモリのページフレームとの対応を取るために、ポインタの計算を行うからです。計算についてはまた説明します。
ページフレームを求めるためには、
ページディスクリプタ -> ゾーン -> ページフレーム
の順に求めます。まどろこしいですが、直接求められないのです。
ページディスクリプタが対応するページフレーム、こいつが属するゾーンを求めます。自分でも何言ってるのかわかんないけど、まあいいや。
まずstruct pageにpage_flags_t flagsというメンバを見ます。こいつはその名の通りページの属性や状態を示すフラグを格納する変数なのですが、上位3ビット(または8ビット)だけは意味が違っていて(※1)、このページが所属するゾーンを表す数値が入っています。
なのでflags >> NODEZONE_SHIFTによってページが何番目のゾーンに所属しているのかがわかります。例えば1だとしたら、ゾーンの配列zone_table[1](グローバル変数)を見ればゾーンの情報が見られます(※2)。
(※1)不思議な設計に見えますが、むやみにメンバを増やすとstruct pageだけで相当量のメモリを圧迫(struct pageはページフレームの数だけ存在する)してしまいます。
(※2)最近のLinuxではゾーンの一覧(zone_table)はグローバル配列ではありません。struct pglist_dataという構造体(ゾーンが必要ならnode_dataというグローバル配列(アーキテクチャ依存)、ゾーンが不要ならcontig_page_dataという変数)経由でゾーンを見るようになっています。ゾーンが要らないというアーキテクチャを考慮したのでしょう。
長くなってきましたが、本題のページフレームの求め方に行きます。先ほど苦労して求めたゾーンにはzone_mem_mapというメンバが居て、ゾーンに属するstruct pageの一覧を持っています(※3)。
上の絵で注目して欲しいのはzone_mem_mapと、ページディスクリプタのポインタ(pとします)がわかれば、zone_mem_mapの何番目にpが存在しているかわかるということです。上の絵では5番目に位置しています。
薄い水色の四角内で具体的な数値(数値は適当ですが)を当てはめてpのアドレスからzone_mem_mapのアドレスを引くことで、pがzone_mem_mapの何番目にいるか求められる様子を示しています。
これでstruct pageがゾーンの先頭から何番目のページなのかがわかりました。あとはページフレームを求めるだけです。ゾーンの構造体のメンバzone_start_pfnがゾーンの開始ページフレーム番号を表しているので、そこへ先ほどの数字(5)を足します。
これにてstruct pageと対応するページフレームが求められました。
もし物理アドレスに興味があるのならば、ページフレームの番号にページフレームのサイズ(普通は4KBのはず)を掛けてあげればよいです。
高位メモリや非連続なメモリモデルを持つアーキテクチャだと、単純に掛けるだけではダメかもしれません。
(※3)最近のLinuxにはありません。恐らくzone_pgdat->node_mem_mapが等価だと思われます。たぶん…。
有給をとって休みました。お休みを病欠で消費するとすごくもったいない気がするのです…。
上の一文をどこかで見た気がすると思ったら、去年の6月11日(2007年6月11日の日記参照)にも風邪で有給を取って休んでいて、同じようなこと書いていました。ああ、進化してない。
昔からこの時期(4月末〜5月末)はほぼ確実に風邪を引いている。時期に何か秘密があるのかなあ?季節の変わり目にしては遅いような気がするんだけど。
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