目次: 自宅サーバー
サーバにインストールしていたDebian 32bit版 のJessieへのアップデートは一段落したので(systemdを諦めたりしてかなり適当ですが…)、ノートPCの仮想マシンにインストールしていたDebian 64bit版をapt-get dist-upgradeしました。
無事アップデートできたように見えたので再起動したら、GRUB2が起動しなくなりました。正確に言うとCUI画面で止まるようになってしまいました。
grub> ls (hd0) (hd0,msdos1) (hd0,msdos2) (hd1) grub> set root=hd0,msdos1 grub> ls /boot grub/ config-3.16.0-4-amd64 config-3.2.0-4-amd64 vmlinuz-3.16.0-4-amd64 vmlinuz-3.2.0-4-amd64 initrd.img-3.2.0-4-amd64 System.map-3.16.0-4-amd64 initrd.img-3.16.0-4-amd64 System.map-3.2.0-4-amd64 grub> linux /boot/vmlinuz-3.16.0-4-amd64 root=/dev/sda1 grub> initrd /boot/initrd.img-3.16.0-4-amd64 grub> boot
この時点では上記のように手打ちで起動できたのですが、その後、間違えてgrub-installを実行してGRUB1をインストールしてしまい、なぜかrootパーティションのReiserFSを認識しなくなり、手打ちでも起動できなくなりました。ああー…。
ダメ元でKnoppixからgrub-installしてみると、なぜかReiserFSが読めたので、そこからもう一度Debian Jessieを起動し(GRUB1 CUIもGRUB2 CUIとほぼ同じ手順で起動できる)て、GRUB2を入れなおしました。
# apt-get install grub-pc --reinstall
Reading package lists... Done
Building dependency tree
Reading state information... Done
0 upgraded, 0 newly installed, 1 reinstalled, 0 to remove and 0 not upgraded.
Need to get 0 B/220 kB of archives.
After this operation, 0 B of additional disk space will be used.
Preconfiguring packages ...
(Reading database ... 188824 files and directories currently installed.)
Preparing to unpack .../grub-pc_2.02~beta2-22_amd64.deb ...
Unpacking grub-pc (2.02~beta2-22) over (2.02~beta2-22) ...
Processing triggers for man-db (2.7.0.2-5) ...
Setting up grub-pc (2.02~beta2-22) ...
Installing for i386-pc platform.
Installation finished. No error reported.
Generating grub configuration file ...
Found background image: /usr/share/images/desktop-base/desktop-grub.png
Found linux image: /boot/vmlinuz-3.16.0-4-amd64
Found initrd image: /boot/initrd.img-3.16.0-4-amd64
Found linux image: /boot/vmlinuz-3.2.0-4-amd64
Found initrd image: /boot/initrd.img-3.2.0-4-amd64
done
# dpkg-reconfigure grub-pc
- Linux command line: はそのまま空欄で [ok]
- Linux default command line: はそのまま "quiet" で [ok]
- GRUB install devices: は [*] /dev/sda ... を選択して [ok]
Installing for i386-pc platform.
Installation finished. No error reported.
Generating grub configuration file ...
Found background image: /usr/share/images/desktop-base/desktop-grub.png
Found linux image: /boot/vmlinuz-3.16.0-4-amd64
Found initrd image: /boot/initrd.img-3.16.0-4-amd64
Found linux image: /boot/vmlinuz-3.2.0-4-amd64
Found initrd image: /boot/initrd.img-3.2.0-4-amd64
done
その後、再起動して、正常に起動することを確認しておしまいです。
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独自ビルドのカーネルだと/sys/fs/cgroupが無いと言われて起動しないので、sysvinitに戻しました。ぶっちゃけsystemdだろうがsysvinitだろうが、どっちでもいいわ…。
しかしudevといい、systemdといい、便利は便利なんでしょうけど、Linux固有の機能に依存しまくりで面倒です。ブート周りを司るソフトがOS依存になるのは仕方ないのかなあ?
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コンパイラ, エディタなど、かつて有料が当たり前だったのに、今やオープンソースが当たり前になっていて、有料だと逆に「なぜ有料なの?」と思ってしまいます。
良い時代になったよなあ、と思う一方で、オープンソースプロジェクトの持続性には疑問があります。
従来のようにソフトウェアを売る、という形での開発費回収が出来ませんから、最初は個人の情熱で維持できても、いつか開発費が捻出できなくなって破綻すると思うんです。
でも、あまり破綻したという話を聞かないのはなぜでしょう?実は零細プロジェクトから静かに破綻していってるけれど、影響力が小さいからニュースにならないだけなのか、それとも何か別の秘密があって、巧妙に回避できているのか…?
メモ: 技術系?の話はFacebookから転記しておくことにした。
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Debianのアップデートが来ていたので、試しに職場のPCをアップデートしたところ、大きな問題なくアップデートできました。なぜか数時間かかりましたが…。
唯一引っかかったところと言えばApache 2.2から2.4にバージョンが変わっていて、Apache 2.2から引き継いだ設定が効いていなかったくらいです。
具体的にはOrder, Allowと書いていたところをRequireで書き直す必要があります。(Apacheのドキュメント Upgrading to 2.4 from 2.2 に詳しく記載があります)
Apache 2.2系
Order allow,deny
Allow from all
Apache 2.4系
Require all granted
検索すると結構出てくるので、有名なハマりどころなのだと思います。
気を良くして、自宅のファイルサーバをアップデートしたところudevのアップデートでコケました。カーネルのコンフィグがudevのお気に召さないようです。
余程この問題でハマる人が多いのか、異常なまでに丁寧なエラーメッセージが出ます。
Preparing to unpack .../archives/udev_215-17_i386.deb ... Since release 198, udev requires support for the following features in the running kernel: - inotify(2) (CONFIG_INOTIFY_USER) - signalfd(2) (CONFIG_SIGNALFD) - accept4(2) - open_by_handle_at(2) (CONFIG_FHANDLE) - timerfd_create(2) (CONFIG_TIMERFD) - epoll_create(2) (CONFIG_EPOLL) Please upgrade your kernel before or while upgrading udev. ...
あまりのメッセージの量に何事かと思いましたが、要はCONFIG_INOTIFY_USER, SIGNALFD, FHANDLE, TIMERFD, EPOLLを有効にしなさいと言いたいだけのようです。言われた通りに設定しカーネルを再コンパイルしたところアップデートが無事進みます。
独自ビルドしたカーネルを使うのを止めれば、こんな苦労はないのですけど。微妙なマザーボードを買うことが多いせいか、独自ビルドの方が楽なんですよね…。
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