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2024年11月17日

JTSA Limited大会参加2024

目次: 射的

JTSA Limitedの大会に参加しました。去年はベレッタが壊れましたが、今年は大丈夫でした。記録は絶好調というほどではありませんでしたが、自己ベストに近い71.65秒のタイムが出ました(総合79位/115人、LM 16位/26人)。さすがに3年目ともなると大会本番のまぐれ当たり&自己ベスト、なんて嬉しいアクシデントは発生しませんでした。


JTSA Limited練習会の記録

大会の記録だけ見ると、2022年85秒、2023年76秒、2024年71秒と順調に記録は伸びています。良きかな良きかな。来年はどうなるかな?

編集者:すずき(2024/11/26 15:40)

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2024年11月11日

Pythonのテストフレームワーク

目次: Python

最近Pythonを触ることが増えたのでテストについて調べようと思い立ちました。超有名テストフレームワークpytestがありますので、無から使い始めるまでを試します。

環境はDebian Testingで、ツールのバージョンはpython 3.12.6, pytest 8.2.2です。

設定ファイルは新し目のpyproject.tomlにします。その他の選択肢についてはpytestのドキュメントを参照ください。設定ファイルではpytest実行時のオプション、テスト用のスクリプトが置いてあるディレクトリを指定します。

pytestの設定

# pyproject.toml

[tool.pytest.ini_options]
minversion = "6.0"
addopts = "-ra -q"
testpaths = [
    "tests",
]

サンプルにあるオプションの説明をしておくと、

  • -ra: パスしなかった結果だけレポートする
  • -q: バージョン情報などのメッセージを抑制する

となります。これらの効果を打ち消したければ、

  • -rA: 全ての結果をレポートする
  • -vまたは-vv: メッセージ全て(-vvだとより大量に)表示する

オプションを使うと良いみたいです。

テスト対象を作成する

全体構造はこんな感じです。

ディレクトリとファイル構造
.
|-- pyproject.toml
|-- sample
|   `-- main.py
`-- tests
    |-- __init__.py    ★★空っぽでOK★★
    `-- test_main.py

テストするにはテスト対象のコードが必要です。とりあえず成功と失敗を見たいので、合っている関数と間違っている関数の2つを作りました。アホみたいなコードですけど気にしないでください。

テスト対象のコード

# sample/main.py

def my_add(a, b):
    print('my_add!!!!')
    return a + b

def my_wrong_add(a, b):
    print('my_wrong_add!!!!')
    return a + b + 1

テストするためのコードは下記のとおりです。クラスを作ってその下にメソッドを足していくのが基本的な使い方です。

テストのコード

# tests/test_main.py

import pytest
from sample.main import my_add, my_wrong_add

class TestAdd:
    def test_add(self):
        assert my_add(1, 2) == 3

    def test_wrong_add(self):
        assert my_wrong_add(1, 2) == 3

クラスに分ける理由が良くわからなかったのですが、世の中のテスト達を見ているとどうもクラスごとにmarkを付けて、Linuxだったら実行する、Macだったら実行するなどの条件を追加する単位として使うようです。

テストの実行

実行は簡単でpytestコマンドを実行するだけです。

成功と失敗が発生する実行結果
$ pytest
.F                                                                       [100%]
=================================== FAILURES ===================================
____________________________ TestAdd.test_wrong_add ____________________________
 
self = <tests.test_main.TestAdd object at 0x7f617eab4650>
 
    def test_wrong_add(self):
>       assert my_wrong_add(1, 2) == 3
E       assert 4 == 3
E        +  where 4 = my_wrong_add(1, 2)
 
tests/test_main.py:9: AssertionError
----------------------------- Captured stdout call -----------------------------
my_wrong_add!!!!
=========================== short test summary info ============================
FAILED tests/test_main.py::TestAdd::test_wrong_add - assert 4 == 3
1 failed, 1 passed in 0.03s

関数my_add()のテストは成功し、my_wrong_add()のテストは失敗します。意図通りですね。my_wrong_add()を修正すればテスト成功する様子も簡単に確認できるはずです。

全て成功する実行結果
$ pytest
..                                                                       [100%]
2 passed in 0.00s

テストはスクリプト、テストクラス、関数を指定して部分的に実行できます。

部分的にテストを実行する方法
#### スクリプトを指定

$ pytest tests/test_main.py
..                                                                       [100%]
2 passed in 0.00s


#### クラスを指定

$ pytest tests/test_main.py::TestAdd
..                                                                       [100%]
2 passed in 0.00s


#### 関数を指定

$ pytest tests/test_main.py::TestAdd::test_add
.                                                                        [100%]
1 passed in 0.00s

失敗するテストだけ何度も再実行するときに便利ですね。

テストが出力した結果はどこへ?

どちらの関数もprint()しますが、失敗したテストの標準出力のみが表示され、成功したテストの標準出力は無視されます。もし成功したテストも見たければ-rAを指定してください。

成功するテストの標準出力も表示する
$ pytest -rA
..                                                                       [100%]
==================================== PASSES ====================================
_______________________________ TestAdd.test_add _______________________________
----------------------------- Captured stdout call -----------------------------
my_add!!!!
____________________________ TestAdd.test_wrong_add ____________________________
----------------------------- Captured stdout call -----------------------------
my_wrong_add!!!!
=========================== short test summary info ============================
PASSED tests/test_main.py::TestAdd::test_add
PASSED tests/test_main.py::TestAdd::test_wrong_add
2 passed in 0.00s

とりあえず基本的な使い方はこんなもんかなと思います。また気が向いたら書きます。

編集者:すずき(2024/11/15 23:26)

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2024年11月6日

Ubuntu 24.04 LTS on ThinkPad X1 Carbon Gen 12

目次: Linux

会社ではThinkPad X1 Carbon 12th GenにUbuntu 24.04 LTSをインストールして使っています。Lenovoが公式サポートしている(Lenovoのサイトへのリンク、正確にはUbuntu 22.04を正式サポート)だけあり、大体は問題なく動作しますが、使って数日にして既に困った点が2つほど出てきました。

困った点その1はWi-Fiです。会社のWi-Fiと相性が悪いのか接続がブチブチ途切れます。全く仕事にならないので、諦めてUSB接続の有線Ethernetアダプタを使っています。有線接続バンザイ。

困った点その2は感圧式タッチパッドです。Gen 12からクリック用のボタンを廃し、タッチパッドは単なる板になりました。板を押した圧力を検知してゴツンと押し返すことでクリック感を表現するデバイスです。個人的には手が疲れるので嫌いです。

感圧式タッチパッドのドライバがおかしいのか、たまに感圧機能がバカになりクリックにめちゃくちゃ力が必要になってしまいます。この症状が発生すると設定ウインドウにタッチパッドの項目が出なくなります。もしこの症状になったときは、

Ubuntu 24.04 LTSタッチパッド復活の呪文
$ sudo rmmod i2c_hid_acpi && sudo modprobe i2c_hid_acpi

これで直りました。この直し方見つけた人すごいですね。どうやって見つけたんだろうね……?

編集者:すずき(2024/11/15 23:47)

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