中学時代〜高校にかけて、初学者向けの本でBASIC、Cを学んでから、高校生になって、数学CのBASICの章を見つけました。
そのとき、数学の記号と、プログラミング言語の記号は意味が違うのに、なぜ同じ数学Cの教科書で説明されているのだろう?と疑問に思った記憶があります。
たとえは良くないかもしれませんが、数学の教科書なのに突然、物理や化学の話が書いてあるような違和感がありました。
高校の授業では大抵BASICは習いませんので、数学Cを先に学んだ人はどう感じるか?を確認できないのが残念ですが…。
メモ: 技術系?の話はFacebookから転記しておくことにした。
初めて触れたオブジェクト指向言語がC++ で、その次がJavaだったためか、クラス宣言時にアクセス制限が厳格に決まり、コンパイル時または実行時に型チェックがあるのは当然だと思っていました。
そのためカプセル化とはpublic, protected, privateを正しく宣言することであり、class Aを取る関数にAと継承関係にないclass Bを渡せば、コンパイル時にエラーか、実行時に例外が発生するものだと思っていました。
しかしPythonやRubyはC++ と同じオブジェクト指向言語に分類されますが、この辺りの考え方が全く違います。
アクセス制限はなく、カプセル化は実質存在しません。Pythonであれば先頭にアンダースコアのついた変数、メソッドにはアクセスしてはいけない、というルールがあるだけで、簡単に壊せますし、チェックもされません。
型チェックも行わない(※)ので、class Aを取る関数に継承関係にないclass Bを渡してもエラーは起きません。もしclass Aとclass Bが同じメソッド名を実装していれば実行時に例外すら発生しません。ダックタイピングというんでしたっけ?
(※)インタプリタやコンパイラがチェックしないという意味です、自分で型チェックしようと思えばチェック可能です。
静的型付けとか動的型付けといわれてもピンと来ないですが、両方触ってみたら何となくわかった気になれます。印象としては神経質な静的型付け、大雑把な動的型付けって感じです。
どちらが良い悪いというものではないです。
個人的には静的型付けに慣れているのもあって、事前チェックが多い方がミスが減って好ましいです。とはいえ、試作や小物ツールを書くときチェックがうるさすぎて、適当に書きたくても書けないことも多いんで、チェックすりゃ良いってものでもありません…。
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