目次: 自宅サーバー
独自ビルドのカーネルだと/sys/fs/cgroupが無いと言われて起動しないので、sysvinitに戻しました。ぶっちゃけsystemdだろうがsysvinitだろうが、どっちでもいいわ…。
しかしudevといい、systemdといい、便利は便利なんでしょうけど、Linux固有の機能に依存しまくりで面倒です。ブート周りを司るソフトがOS依存になるのは仕方ないのかなあ?
コンパイラ, エディタなど、かつて有料が当たり前だったのに、今やオープンソースが当たり前になっていて、有料だと逆に「なぜ有料なの?」と思ってしまいます。
良い時代になったよなあ、と思う一方で、オープンソースプロジェクトの持続性には疑問があります。
従来のようにソフトウェアを売る、という形での開発費回収が出来ませんから、最初は個人の情熱で維持できても、いつか開発費が捻出できなくなって破綻すると思うんです。
でも、あまり破綻したという話を聞かないのはなぜでしょう?実は零細プロジェクトから静かに破綻していってるけれど、影響力が小さいからニュースにならないだけなのか、それとも何か別の秘密があって、巧妙に回避できているのか…?
メモ: 技術系?の話はFacebookから転記しておくことにした。
目次: 自宅サーバー
Debianのアップデートが来ていたので、試しに職場のPCをアップデートしたところ、大きな問題なくアップデートできました。なぜか数時間かかりましたが…。
唯一引っかかったところと言えばApache 2.2から2.4にバージョンが変わっていて、Apache 2.2から引き継いだ設定が効いていなかったくらいです。
具体的にはOrder, Allowと書いていたところをRequireで書き直す必要があります。(Apacheのドキュメント Upgrading to 2.4 from 2.2 に詳しく記載があります)
Apache 2.2系
Order allow,deny
Allow from all
Apache 2.4系
Require all granted
検索すると結構出てくるので、有名なハマりどころなのだと思います。
気を良くして、自宅のファイルサーバをアップデートしたところudevのアップデートでコケました。カーネルのコンフィグがudevのお気に召さないようです。
余程この問題でハマる人が多いのか、異常なまでに丁寧なエラーメッセージが出ます。
Preparing to unpack .../archives/udev_215-17_i386.deb ... Since release 198, udev requires support for the following features in the running kernel: - inotify(2) (CONFIG_INOTIFY_USER) - signalfd(2) (CONFIG_SIGNALFD) - accept4(2) - open_by_handle_at(2) (CONFIG_FHANDLE) - timerfd_create(2) (CONFIG_TIMERFD) - epoll_create(2) (CONFIG_EPOLL) Please upgrade your kernel before or while upgrading udev. ...
あまりのメッセージの量に何事かと思いましたが、要はCONFIG_INOTIFY_USER, SIGNALFD, FHANDLE, TIMERFD, EPOLLを有効にしなさいと言いたいだけのようです。言われた通りに設定しカーネルを再コンパイルしたところアップデートが無事進みます。
独自ビルドしたカーネルを使うのを止めれば、こんな苦労はないのですけど。微妙なマザーボードを買うことが多いせいか、独自ビルドの方が楽なんですよね…。
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