目次: ARM
先日(2018年11月11日の日記参照)の続きです。linux-nextでROCK64のI2S1が動きました。残る問題は2つでした。
1番目の「I2S1はなぜか動かない」の原因が判明しました。
I2S1だけ死んでいた原因は、日記のコメントでT4さんに指摘いただいていた通り、RK3328のクロックゲートの定義がバグっていたことでした。linuxの開発MLに修正パッチをブン投げておきました。先週のどこかで取り込まれたっぽいです。良かった。
RK3328のクロック分周器はかなり対応範囲が広いので、単純にシステムクロック=fs * 256とすれば、44.1kHz系を再生するときシステムクロックが11.2896MHzになり、48kHz系を再生するときシステムクロックが12.288MHzになって、うまく再生されるだろうと考えました。
やってみると48kHz系は正常に動作しますが、44.1kHz系を流すとEINVALを返してきて、なぜかACODECまでおかしくなり、リセットするまで一切音が出なくなります。イケてないです。
クロックのレジスタはGPLL * 147 / 6400 = 11.2896MHzに正しく設定されているのに、なぜかクロックドライバは11.289599MHzだと報告してくるので、サウンドドライバが44.1kHzの整数倍じゃないと判定してEINVALを返しています。
良く見るとGPLLの周波数も491.519999MHzという変な値になっています。なぜ491.52MHzじゃないのか?491.52MHzなら先ほどの割り算は割り切れるはずなんですけどね。
あと44.1kHz系を再生するとACODECがおかしくなる仕組みも謎です。ACODECとクロックに何か関係があるのだろうか?また今度追ってみますか。
メモ: 技術系の話はFacebookから転記しておくことにした。少し加筆。
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山手線の新型車両の車内広告は、横並びの3つの液晶ディスプレイを使いますが、各社で広告の見せ方が違って面白いです。
左から並べたとき、
動画、静止画の混在パターンもありました。
静止画のみのパターンもあります。
不思議なもので、3画面全て動画じゃなくても見栄えはします。しかし同じ静止画にされると、映っているものに関わらず、手抜き感を強く感じます。
メモ: 技術系の話はFacebookから転記しておくことにした。
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ASUS、ゲーミングスマホ「ROG Phone」を11月23日に発売 - ケータイWatch を読んで。
ゲーミングスマホを見ていると、割と高い(11万円)し、ゲーム画面が小さいし、これ売れるのかな?と思いますけど、スマホに吸収された機能って、何だかんだ言われつつ最後には駆逐されているし、いずれゲーム機もスマホに吸収されるんですかね?
スマホは「独自」と「最高性能」が売りで、ゲーム機は「均一」と「最低性能を保証」が売りで、設計の方向性の違いがあるので、個人的にはしばらくはゲーム機の置き換えは難しいだろうと踏んでいますけども。
FacebookでゲーミングPCの延長線ではないかというコメントを貰いました。言われてみればゲーム機というより、PCに近い設計思想だなと思いました。
スマホが当たり前の世代だと、PCを触ったことのない人も多いと聞くので、ゲーミングPCがそのうちスマホに喰われるかもしれませんね。
メモ: 技術系の話はFacebookから転記しておくことにした。一部加筆した。
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目次: Kindle
Kindle Fireがおかしいのは今に始まったことではないのですが、いくつかのタイトルのマンガがダウンロードできません。困りました。
Kindle Fireで本をダウンロードする方法は、私の知る限り4つありますが、うまくいったりいかなかったり変な挙動です。
ちなみにPCとAndroidにもKindleのアプリはありますが、どちらも正常にダウンロードできます。
Kindle Fireは安さが魅力的ですが、非常にイマイチな出来です。初代Kindle Fire HDも100冊くらいでハング連発したり起動不能になったり挙動不審でしたし、今使っている第七世代Kindle Fire HDもハングこそしませんが、上記のような変な挙動をします。
Kindleストアで買った本なのに「この書籍はDRMで保護されているので表示できません」エラーが出たこともありました。はあ?何言ってるの??と思って、もう一回表示させたら何事もなかったかのように表示されます。本当に意味不明です。
DRM掛かってる本なんてAmazonの本しかないよ!
最近は、新しく買ったマンガまでダウンロードできなくなってしまい、せっかく買ったのに読めなくて困っています。これはいよいよファクトリリセットか?マンガもアカウント設定も何もかも消えるから、再設定が面倒くさいんだよなーなどと考えていたのですが。
謎の「コンテンツ管理サービス」というアプリのデータを消去したら、ダウンロードできない病が直った気がします。
とりあえずこの状態でしばらく運用してみようと思います。
Kindleはもう嫌になったので、次は買わないと思います。しかし、困ったことに代わりになりそうなタブレットがありません。
Androidタブレット市場は、Kindleが利益度外視の安値攻勢で全て焼き払ってしまいました。特にマンガを読むのに適した10インチ級のタブレットは、新製品がほとんど発売されません。困ったね……。
メモ: 技術系の話はFacebookから転記しておくことにした。一部加筆。
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オープンソース製品の「仕様」 - 赤帽エンジニアブログを読んで。
前職ではLinuxに限らずOSSの仕様について質問されたことは何度かありますが、今同じことを聞かれたら、この記事を紹介したいですね。仕様が〜!と質問してくる人に対して感じていた、モヤモヤ感をスッキリ説明してくれるとても良い内容です。
今は自動車関連の会社に在籍している訳ですが、自動車の考え方と、OSSの考え方は合わなさそうな気がしました。
とはいえ今の時代、ソフトウェア開発において、OSSを完全に無視することはできませんし、OSSの劣化コピーなんて素人が作っても品質悪いだけで、金と時間の無駄なので、どこかうまく折り合いをつける必要があるでしょうね。
メモ: 技術系の話はFacebookから転記しておくことにした。11/11の投稿が元、一部加筆。
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WindowsからアクセスするファイルサーバにはSambaを入れていますが、なぜかWindows 10から接続できるマシンと、接続できないマシンがあって、ずっと理由が分からずほったらかしにしていました。
結論から言えば、Sambaで無効なユーザでログインを試みた際に、ゲストにフォールバックする機能を有効にしていることが原因で、Windows 10がサーバへの接続を拒否していました。
これはSambaのmap to guest = bad userに設定されていると発生します。大抵のディストリビューションでSambaをインストールすると、この設定になっていると思います。設定の意味ですがWindows 10側のユーザ名がAAAAだとして、Samba側のユーザ名にAAAAが存在しない場合、Sambaは不明なユーザをゲストユーザとしてログインさせようとするそうです。
この動きに対してWindows 10は拒否反応を示して、接続を切ってしまいます。不明なユーザなら、ログイン確認画面を開いてユーザ名から確認すれば良いのに、何も出さずに「接続できませんでした」と言ってくる始末です。
問題を解決するにはSambaのmap to guest = neverに設定すれば直りました。Windows 10がユーザ名とパスワードを聞いてくるようになります。
なお、現象の見分け方は、イベントビューア(eventvwr.msc /s)の
[アプリケーションとサービスログ] - [Microsort] - [Windows] - [SMBClient] - [Security]
を見たときに、エラー、イベントID 31017が記録されていて、
安全でないゲスト ログオンを拒否しました。
ユーザー名:
サーバー名: (サーバのIPアドレス、コンピュータ名などが入る)
ガイダンス:
このイベントは、サーバーがユーザーを未認証のゲストとしてログオンさせようとした結果、
クライアントによって拒否されたことを示します。ゲスト ログオンでは、署名と暗号化などの
標準のセキュリティ機能はサポートされません。このため、ゲスト ログオンは、重要な
データをネットワーク上に漏えいさせる可能性のあるman-in-the-middle攻撃に対して脆弱
です。Windowsでは、ゲスト ログオンは既定で無効になっています。Microsoftでは、安全
でないゲスト ログオンを有効にすることは推奨していません。
こういうエラーが記録されていたら、該当していると思われます。
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